プロジェクト紹介
全国腎臓病協議会
03 すべての人に健康と福祉を
08 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
16 平和と公正をすべての人にすべての腎臓病患者の医療と生活の向上を目的として結成された透析患者を中心とする患者組織です。現在、各都道府県に46カ所の加盟組織があり、その下部に2000を超える病院施設患者会があり、全国の会員数は約6万人という日本最大の患者会といわれています。全国腎臓病協議会はその全国組織として、行政・医療団体へ要望を申し入れるなど、医療や福祉に関する問題提起や政策提言を行っています。また、腎臓病に関する講演会の開催や2ヶ月に1回の会報誌の発行を通じて、腎臓病患者の療養生活の向上につとめるとともに、一般の方を対象とした腎臓病に関するシンポジウムを各地で開催するなどの社会啓発活動を行っています。
50年以上活動をしている中で、様々な政策の実現や腎臓病患者の医療や生活の向上のための情報提供を続けていますが、会員の高齢化もあり、毎年数多くの会員減少が続いています。また加盟組織や病院施設患者会との連携もあまり密にとれておらず、距離感があるような状況が続いています。加えて、全国腎臓病協議会の理事等の運営を行っているメンバーは、各都道府県の加盟組織の役員を兼ねている状態で、様々な活動がある中で、今後どうしていくべきか、継続することや改善することなどが見えていない状況です。
そこで、プロボノプロジェクトでは、会員やその家族、加盟組織、また腎臓病患者ではあるが会員になっていない方々に対するマーケティング基礎調査を行います。
いま取り組んでいる活動は、どのように受け⽌められているのか。評価や満⾜のポイント、不満や改善すべき要素はどこにあるのかを明確化します。調査から得られた知見については、今後の各活動内容や広報内容（どういった情報を発信していくべきか）の改善提案へと落とし込みます。
今後、全国腎臓病協議会がより会員や加盟組織に必要とされ、多くの患者が支持する組織になるための支援を行っていきます。
進捗状況
- チームメンバー：
- 青木さん 門川さん 坂本さん 鈴木さん 辻垣さん 中村さん 濱中さん
2023.11.27
支援先団体より、最終成果物受領のご連絡をいただきました。
2023.11.26
調査結果データ、提案資料の修正等を完了し、最終成果物を納品しました。
2023.11.21
支援先団体を訪問し、オンライン参加者も含めてのハイブリッドで成果提案ミーティングを実施しました。調査結果のデータやデータ活用方法のご提示、それをベースにしたご提案をし、今後のご活用についてご意見交換などを行いました。
2023.11.05
アンケート回答データを受領しました。
2023.10.27
全腎協加盟組織に向けてのアンケートをスタートしました。
2023.10.17
オンラインで支援先団体の皆さんと打ち合わせをし、アンケート実施に向けた提案、調整を行いました。
2023.09.26
オンラインで支援先団体の皆さんと打ち合わせをし、施策の方向性の提案、確認をしました。
2023.09.14
支援先団体事務所を訪問し、ハイブリッドでのキックオフミーティングを実施しました。団体の活動の趣旨や課題などのお話を時間をかけて伺い、その中でプロボノへの期待をお聞きする中で、今回の支援内容として調査をする対象の検討をしました。
2023.08.30
オリエンテーションを実施しました。チームでの顔合わせを行い、支援先の期待の確認や今後の進め方について打ち合わせを行いました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
