プロジェクト紹介
うみのアパルトマルシェ実行委員会
氷見市内には6つの商店街が2kmに渡って続いていますが、商店主の高齢化が進み、後継が見込めない店舗も多い現状があります。10年後には半分以上が空き店舗、空き家になることが見込まれる中、若い世代を呼び寄せ、商店街の活性化に繋がる仕掛けが必要とされていました。
こうした事情を背景に、うみのアパルトマルシェ実行委員会は、氷見市の中心市街地の道路利活用の事業として2017年に立ち上がり、「うみのアパルトマルシェ」の企画、運営、発信など全てを担っています。
マルシェは2017年7月から氷見市中央町商店街内に2ヶ月に1回、第3日曜日10:00-15:00に開催されています。アクセサリー、小物などのアート・クラフト、焼き菓子、パン、雑貨など、平均30-最大60店が出展、氷見市内外から平均1500-最大約2700名の来場者を得るイベントになっています(コロナ禍ではオンラインイベント化にチャレンジ)。
若い世代を中心に人の往来を呼び戻し、活気ある商店街を残していく具体的な打ち手として順調に推移し、商店街に若い世代の新規出店が決まるなど目に見える成果も見られる中、限られたメンバーに運営の負荷が集中する体制から、運営業務のフローやノウハウを可視化し、必要な役割を果たし継続的な運営が行えるよう、必要な情報と環境を整えることが求められています。
ふるさとプロボノでは、うみのアパルトマルシェのスムーズな運営の引継ぎを支援することで、地域交流の場が今後も持続的に地元に根付くことに貢献するため、業務マニュアルの作成に取り組みます。
【初回訪問日程】
10月17日(土)-18日(日)で調整中
宿泊は氷見市内の旅館の予定です。
進捗状況
- プロジェクトマネジャー:
- やまちゃん
- マーケッター:
- あっきー ぐっちさん のぐっちゃん バヤシさん
2021.01.30
いよいよ最終提案、最後の定例ミーティングの日がやって来てしまいました。
マニュアル作成のプロセスを通じて、実行委員の方の心情が外の人から運営する中の人の意識に確実に変わってきたことや、プロボノメンバーからの質問を通じて、これまでほぼ1人でマルシェを運営してきた村上さんのこだわりや思いを他の実行委員のメンバーにも共有できる時間になって貴重だった、など、副次的な効果も言語化していただき、プロジェクトの意義意味を噛み締めることができました。
最終回の今日はせっかくなので懇親会を、という声も受け、子供が寝た後の22:00-の定例ミーティング後、任意参加としていた懇親会でしたが、結果、2ラウンドいずれも全員参加(笑)。笑顔を持って、引き続きのお付き合いとマルシェ開催日に氷見現地での再会を約束してプロジェクトは一旦、完了を迎えました。
2021.01.16
8割程度、テキスト作成が出来上がってきたところでチーム相互でもレビューを行い、表現などについて調整を進めています。意義と目的、ブランドとコンセプトなど、初めて読む人にとってもわかりにくさを生じさせない言葉の統一など、隅の隅まで気遣いあるチームの温かさを感じるやりとりが続いています。
2021.01.11
あっきーさんとのぐっちゃん担当のイベント準備、当日対応について、2人で最終化作業を進めました。
2021.01.09
週次のミーティング、今日の夜は、プラン提案のフィードバックの合意や、出展者の対応にまつわる確認などを行いました。
2020.12.26
週次のミーティング、今日の夜は、出店者対応、商店街の協力店舗への対応、当日に関わるボランティアの募集と役割分担について、当日運営周りの質問を解消していきました。
2020.12.19
プロジェクトのルーティーンは、毎週土曜日、お昼の約1時間がチームでの進捗共有などの打ち合わせ、同日夜約1時間をマルシェチームとのミーティング、確認です。週末なので、時折、メンバーのお子様もミーティングに同席したり・・・和む一場面です。
2020.12.19
メンバー2名ずつ2チームに分かれて、開催準備、開催告知、イベント準備、当日対応の4つのフェーズを2つずつ分担し着々とマニュアルを作成しています。今日の夜のMTGでは、出展レイアウト、行政手続きのヒアリングを実施しました。
2020.12.12
目次構成案、サンプルページ、制作スケジュールなど、着々と分担が進んでいます。プロボノは自主性を持った活動だという共通意識が強いチームで、なるべく個人の興味関心の強いものを分担しよう、やりたいと思うところを選んで組み合わせていこうという会話がなされています。事前準備から当日まで4つのフェーズ、17の項目の目次にまとまってきました。
2020.11.28
中間提案を実施しました。
チームからはマルシェの全体像の把握状況とマニュアルの骨子案の提示、外部調査から見えてきたマルシェの分析として、いくつかの他マルシェから得た情報を参考に、分析結果をお伝えしました。
「想像していた内容よりも、もっと深いところに入ったような提案を頂いたのを嬉しく思っている」と村上さん。実行委員のメンバーで、マルシェをきっかけに商店街への新規出店に至った竹添さんからは、エリアマネジメントのキーワードで他地域での取り組みを調べ、実行委員のメンバーの構成についての考察が共有されました。また、都市部と違って、地域にいけば行くほど、担い手不足は深刻で、できる人に色々な期待や役割が集中しパンク寸前の状態に陥りやすい、というリアルな状況共有も。
プロボノチームのマニュアル作成と並行して、実行委員会内部でも継続的なマルシェの新しいあり方や、その体制作りについても一度、きちんと話をすることを確認する前向きな時間になりました。
2020.11.21
プロボノプロジェクトのスタート後から恒例となった毎週土曜夜のミーティング。当日メンバーが収集した様々な情報がギュッと集まりました。実行委員会の村上さんから「当日の業務内容がテキスト化されているのをみて、無意識でやっていたことが言語化されていくのがとてもビックリしたのと同時に自分の行動を振り返ることができてとても嬉しく、マニュアル化されていく過程がとても楽しみです。」のコメントをいただきました。
2020.11.14
コロナの影響で開催の行方が心配されていた今年最初で最後のうみのアパルトマルシェですが、無事に15日本番にチーム全員で参加することができました。朝6:30の看板設置から始まり、運営の中心である村上さんに張り付いて、どんな内容にどのように対応をしているのか、どんな視点で声がけをしているのかなど、つぶさな動きをメンバーが張り付いて記録をしたり、当日運営のボランティアさんの動きを確認したり、アンケートをきっかけに来場者のリアルな声を聞いたり、全員手分けをして情報収集に注力しました。
コロナ感染の第3波というニュースがありながら、久々のマルシェを心待ちにされていた方、たまたま通りかかった方など、過去5番目の集客のおおにぎわいでした。
2020.11.13
チーム内で2つに分かれて、マニュアルの骨子を詰めるチーム、他マルシェの運営事例などをリサーチする外部環境調査チームに分かれて進めています。
2020.10.18
次回11月のアパルトマルシェ開催に向けて、出展店の応募が締め切られた日の深夜、運営業務の把握のためのオンラインミーティングにチームも同席。初回訪問からチームが仮に作成した俯瞰図も用いながら情報共有が進んでいきます。
2020.10.18
氷見市は寒ブリが有名ですが、藤子不二雄A先生のふるさとで忍者ハットリくんや怪物くんにも会えます。キックオフミーティングの後は、『笑ゥせぇるすまん』(わらうセールスマン)にちなんで、「活動運営マニュアル作りを一緒に頑張りましょう、ドーン!」のポーズ。
マルシェの運営に関心を寄せるメンバーもこの日、同席をしてくださり、マルシェを立ち上げた村上さんの話を初めてゆっくりきちんと聞く機会になったそうです。関係者間の情報共有の場としても機能する充実のスタートになりました。
2020.10.17
17-18日の週末、メンバー全員が氷見市を訪問。うみのアパルトマルシェ実行委員会の皆さまと初顔合わせを行いました。到着後すぐ、2kmに渡って続く商店街の一番奥にある、実際のマルシェが開催されるエリアを案内いただきました。築50年近いビルが立ち並ぶ風景や、テナント募集の看板、お店から自宅の玄関に建て替えられている元店舗、今でも元気に営業中と同じ商店街にも色々な状況がおり混ざったリアルに触れた後、場所を移してキックオフミーティングへ。
マルシェ立ち上げの目的や背景、平日には1日の合計でも100名ほどの往来の通りに2700人が訪れたマルシェ初回のエピソードや、15回と回数を重ねてきた中でのエピソードや工夫、こだわりなど、たっぷりとお話を伺うことができました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 東京都電動車椅子サッカー協会
- ターサ・エデュケーション
- Masterpiece(マスターピース)