プロジェクト紹介
フリースペースたまりば
学校や家庭・地域の中に居場所を見出せない子どもや若者およびその保護者とともに、一人ひとりが安心して過ごせる、また誰一ひとり取り残さない居場所をつくっていきたいと考え、以下の活動をしています。
①子どもが自分らしく生きていくことを支えるために作られ、自分の責任で自由に遊べる「川崎市子ども夢パーク」
②学校の中に居場所を見つけにくい 子ども・若者のために、平日昼間にオープンしている居場所である「フリースペースえん」
③川崎市内の、ひきこもり傾向にある15~39歳の若者が利用している登録制の若者就労・生活自立支援センター 「ブリュッケ」
④川崎市内の生活保護世帯やひとり親世帯などの子どもたちを中心に、高校進学等をめざして、週2回夕方から行っている無料学習会「よつばの会」
⑤川崎市内の児童相談所との関わりのある不登校・ひきこもり傾向にある子どもたちを対象に行う活動「ふれあい心の友 」
⑥若者を含めた地域づくりを目的としたフードパントリーや子ども食堂を実施するコミュニティスペース「えんくる」
子どもの「いのち」を真ん中におき 、「子どもの最善の利益はなにか」を問い続けて活動をしています。
団体が運営する多くの居場所の運営は行政からの委託を受けて運営をしていますが、必要とする子どもがいれば委託費で賄える以上の子どもたちを受け入れ続け、また必要とされる活動を増やしてきました。特にコロナ禍を経た今、子どもたちの居場所へのニーズがより高まっており参加が増えている状況です。また、自主事業として行っている「えんくる」のフードパントリー等の需要も高まる中、毎年助成金や寄付などでどうにか運営をしている状況です。
このように組織としての活動が 急激に拡大をしているものの、組織内は昔の体制のまま運営されており、整理されていない状況に陥っています。
例えば、それぞれの活動に携わっている職員の負荷が高まっており、人件費を含めた必要な活動資金を調達するような活動ができていません。また、 子どもたちとの命を削るような重労働が求められる現場にしては人件費が少なく、それゆえに新しい職員が集まらないといったこともあります。慣れている非効率的なやり方で日々の業務をこなしていたり、新人 スタッフへの初期立ち上げメンバーの思いや哲学の共有なども不足しています 。
そこで、プロボノプロジェクトでは、課題整理ワークショップにて支援を行います。
まずは、スタッフへのヒアリング等を通して、現状の課題の見える化・整理などを行います。そのうえで、それぞれの課題に対しての優先順位付けや課題解決のための方向性について提案を行います。チームで整理された課題については、プロジェクト終了後、組織で共有し、実際の課題解決へとつなげます。
進捗状況
- チームメンバー:
- 岩田さん 大堀さん 古泉さん 小峰さん 高橋さん 中村さん 矢富さん
2023.12.08
フィードバックシートを受領し、プロジェクトが完了になりました。
2023.12.08
提案に対する回答と承認を実施しました。
2023.11.20
成果提案ミーティングを実施し、いくつかの課題に関して、どう解決していったら良いかのステップの提案と事例を提案をしました。また、提案した内容に対して、たまりばでどのように活用できるかのディスカッションも行いました。
2023.10.27
ワークショップ形式で中間提案ミーティングを実施しました。今までの数多くのヒアリングの結果から、まとめた課題を提示し、その課題についてや他の課題もないかなど議論をしました。また、その後に課題の解決案を具体的に話し合いました。
2023.10.26
チームミーティングを行い、中間提案に向けて準備をしました。
2023.10.13
オンラインや対面にて、各事業のスタッフに対して個別のヒアリングを実施しました。
2023.10.12
チーム内で、今までのヒアリングから得られた課題を整理し、中間提案の方向性について検討を行いました。
2023.09.21
支援先の活動現場にお伺いし、若手スタッフに対して団体の課題に対するヒアリングを実施しました。
2023.09.12
キックオフと共に、活動現場の見学を行いました。
2023.09.12
キックオフミーティングを実施しました。実際に団体の活動現場にお伺いし、団体の関係者にも多く集まっていただき、課題についていろいろとお伺いしました。いよいよプロジェクトが本格的にスタートします。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
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