プロジェクト紹介
Piece of Syria
2011年にはじまったシリアの戦争により、多くの住宅や学校が攻撃され、子どもたちの教育の機会が奪われました。シリアの人に必要な支援を尋ねると「教育」という答えが多く、シリアの平和と復興のために子どもたちの教育環境を守ることが強く求められています。NPO法人Piece of Syriaは、支援が行き届いていないシリアやトルコの幼稚園・小学校の運営を支援しています。また、戦争前の豊かなシリアの日々を伝える平和教育事業を実施しています。
2020年のサービスグラントプロジェクトでは、寄付者との効果的な関係を築くための活動運営マニュアルを作成しました。寄付やクラウドファンディングなど個人からの支援は増えているものの、心のケアや教育を受ける子どもの数を増やすには、さらに安定した経営基盤が必要です。資金調達の一つとして、法人寄付の獲得や、法人向け平和教育事業の展開に可能性を感じていますが、企業に対して魅力的な提案が出来ていないことが課題です。
そこで今回のプロジェクトでは、法人サポーターを増やすための営業資料を作成します。また、団体がミッションに掲げる平和維持活動と企業の競争力向上を同時に実現する、Win-Winの企業連携のあり方を提案していきます。
進捗状況
- マーケッター:
- 作本さん 武永さん 正井さん 若松さん
- アカウントディレクター:
- 平井さん
2023.12.13
チーム全員が揃って営業資料を納品することができました。支援先からは「発信したい内容を盛り込んでもらえた」「HPにも掲載していけたら」という資料活用に対する前向きな言葉や、「私たちでは見落としがちなところを企業の視点にたって作成してもらえた。」というプロボノチームへの感謝の言葉をいただくことができました。今回作成した営業資料が、「シリアまた行きたい国にする」という団体のビジョン実現の一助になることをチーム一同願っています。
by 平井
2023.08.14
ヒアリングやリサーチの結果を踏まえたチームの考察を丁寧に伝える中間提案ができました。営業資料の骨格がみえてきたことと、支援先からの率直な感想を踏まえて後半戦に臨みます。
by 平井
2023.06.03
支援先のみなさんとキックオフミーティングを実施しました。団体の活動に対する理解を深めながら、プロジェクトの成果物について意見交換しました。シリアの教育支援に真摯に向き合う代表の熱い思いや若く前向きなスタッフの人柄に触れ、我々の提案をまっさらな気持ちで受け取ってくれそうだと感じました。企業とWin-Winの関係を築くには、誰に対して、どんな切り口で団体の魅力を訴求するかを企業の視点にたって検討する必要がありそうです。ヒアリング調査等で糸口をつかみ、チームメンバーの知恵を絞りながらプロジェクトを進めていきたいと思います。
by 平井
2023.05.20
チームのみなさんとオンラインでオリエンテーションを実施し、キックオフに向けた準備を話し合いました。支援先団体とのキックオフ日程も決まり、いよいよプロジェクト始動です!
by 平井
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- かものはしプロジェクト
- かぷかぷ山のようちえん
- セカンドハーベスト京都