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プロジェクト紹介
よこはま里山研究所

里山は、人びとの営みによって、つくり上げられてきた身近な自然です。そこでは、人びとのはたらきかけの違いによって、田んぼ、畑、雑木林、草はら、ため池、小川など、さまざまな景観が広がり、たくさんの生きものが育まれてきました。しかし、現在、多くの里山が経済的な価値をうしない、人びとの関心の外へと置かれています。
よこはま里山研究所(通称NORA)では、都市に生活する側の視点から、「里山とかかわる暮らし」を実践することにより、里山の生態系を豊かにするとともに、暮らしの質も高めることを目指して活動しています。

具体的には、横浜市内・神奈川県内のフィールドで、以下のような活動をしています。
①ヤマ:山仕事
放置された「ヤマ」に再び手を入れる「NORAの山仕事」によって、木材や落ち葉などの資源をきちんと活かしながら、新たな価値を見いだす活動
②ノラ:野良仕事
自然とともに生きる農家の方から「ノラ」とのつきあい方を学ぶととともに、もったいない農地を活用する活動
③ムラ
「街なかの里山の入口」として「はまどま」(横浜市南区)を拠点として、「ムラ」の暮らしを参考にしながら、自然と折り合いながら過ごす暮らし方を提案するとともに、新しい地域コミュニティを築くための活動④ハレ
季節の移ろいを感じられる行事や祭りを催し、現代の「ハレ」を演出

NORAが目指してきた持続可能性(サステナビリティ)と多様性(ダイバーシティ)を尊重する社会への取り組みへの関心が高まっています。このような流れの中で、新たなメンバーを増やしたり、他団体と協働したりしながら、大きな動きにつなげていきたいと考えています。また、その際に、NORAが20年間の活動の中で培ってきた経験やネットワーク、ノウハウなどの財産を活用してもらいたいと思っています。

ただ、現状としては、運営メンバーが固定化されており、次の世代のメンバーの参加がなく、他団体との協働も浅いレベルにとどまっています。現在、以下のようなことを考えていますが、なかなかうまく行かないという課題もあります。

プロジェクトでは、今後の団体の活動を発展させ、新しい個人や他団体を巻き込み、活動の輪を広げていくために、現在の課題を整理し、解決策やアクションについて提案を行います。

 

 

進捗状況

2024.02.13

支援先団体の課題整理を行い、優先順位の高い課題に対して提案を行いました。

2024.02.05

支援先団体の情報を受けとり、当日に向けた事前準備を行いました。

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。