プロジェクト紹介
モモの木
堺市北区百舌鳥地域において、育児に不安を抱えるママの子育て支援、地域の子どもたちの居場所づくり、民間学童などの運営を通じて、親子と地域、親子と社会との繋がりの場を提供している団体です。
親子カフェとして2013年6月にオープンして以降、3年間でのべ6000組の親子が来店。親子が安心して通える18種類の親子教室や、ママ向けのエンパワーメント講座、家でも学校でもない第3の居場所作りである民間学童「モモの木学校」の設立の他、堺市南区ゆにわの里内に畑をかりて無農薬野菜の栽培、収穫を親子ワークショップとして実施するなど、多様な企画・運営を実施しています。
多様な人を巻き込みながら大人も子どもも健やかに過ごせるまちづくりに邁進する一方、今の活動を安定的に継続するための財政基盤や運営を支える組織体制の強化については課題があり、今回の事業計画立案を通じて組織の運営基盤つくりに挑みます。
NPOのニーズ
多様な人を巻き込みながら、大人も子どもも健やかに過ごせるまちづくりに邁進する一方、今の活動を安定的に継続するための財政基盤や運営を支える組織体制の強化について課題がありました。
チームの取り組み
モモの木の強みを活かしながらの、ステップアップできる事業計画を作成しました。
1.キックオフフェーズ
3日間に渡り、内部関係者へのヒアリングを行いました。
2.中間提案フェーズ
ヒアリング結果の報告と基盤体制強化に向け、団体の皆さんと課題を共有するため、ワークショップを行いました。ワークショップは、どんな結果になるかやって見ないとわかりませんでしたが、実施してみるとすばらしいアイディアやその実現にあたっての解決策が多く出されました。
3.最終提案フェーズ
まだ設立して間もないモモの木が、今後事業を進めていく上での基盤作りとして、取り組み(設立趣意書の作成、組織化)と他団体の事例紹介を提案しました。強みを活かしながら、ステップアップできる事業計画を示しました。
成果
1.代表とスタッフ、お互いの思いが明確に
代表、スタッフ、利用者によるワークショップを開催することにより、「代表はそう感じてくれていたんだ」、「スタッフはそう思っていたんだ」など、今までお互いにモヤモヤしていた部分が明確になり、コミュニケーションがとりやすくなりました。
2.設立趣意書の活用
ほとんど改変することもなく、そのまま使用させていただいています。
団体設立の背景、課題、そして私たちのミッションを明文化することにより、対外への説明や新スタッフへの共有に役立っています。また、私たちが日々の活動で迷いや振り返りの際にも見返すことで原点に立ち返ることができています。
3.組織運営について
組織運営の改善提案を受けました。コアスタッフは、最初は私と1名でしたが、今は全員で7名になり、役割分担できるようになりました。また、月一でスタッフ全員による定例会を開催するようになり、情報共有できるようになっています。
4.最終提案後のその他の変化について
・親子カフェの店舗展開
クラウドファンディングを活用し、現在、2店舗(白鷺地区、百舌鳥地区)に展開できています。
・事業展開
寄付金・助成金により、「子ども食堂」も始めることができました。主婦層や、近隣の大阪府立大生も積極的にボランティアに加わってくれています。
進捗状況
- アカウントディレクター:
- 三嶌さん
- プロジェクトマネジャー:
- 福原さん
- マーケッター:
- 池田さん 石井さん
- ビジネスアナリスト:
- 山田 茂雄さん 山田 崇さん
2017.11.18
11/18に最終提案を行いました。まだ設立して長くないモモの木さんが、今後、事業を進めていく上での基盤作りとして、取り組み(設立趣意書の作成、組織化)と他団体の事例紹介をプロボノワーカーの皆さんに提案していただきました。モモの木さんの強みを活かしながらのステップアップが示されていたと思います。全活動を振り返ると、各回、情熱のこもった議論が展開され、プロボノ活動はほぼ計画通りに進行していだだきました。本当に素晴らしいメンバーでした。今後、モモの木さん、ワーカーの皆さんにどんな変化が起きてくるか楽しみです。
by 三嶌
2017.10.22
NPO法人にしよどにこネットさんへヒアリングに行きました。子育て支援を行っている団体の組織的な運営についてお伺いでき、最終提案に活かせそうです。
by 武富
2017.10.01
チームミーティングを行いました。最終提案の構成が決まりました。3つの要素の担当を割り振りそれぞれ最終提案に向けラストスパートです。
by 武富
2017.09.02
中間提案(ヒアリング結果報告とワークショップ開催)を行いました。この日までに多くの団体スタッフさんにヒアリングを行い、その報告を実施。また、基盤体制強化に向け、団体の皆さんと課題を共有するため、協働でワークショップを実施しました。ワークショップは、どんな結果になるか、やって見ないとわからない。そんな中、実際には、すばらしいアイディアやその実現にあたっての解決策が出るわ出るわで、想定を超える盛り上がりをみせ、全員が代表を中心に気持ちが一つになっていくことを実感。後半戦に向け、好発進です。
by 三嶌
2017.08.27
9/2午後の中間提案を前に、ワークショップの準備を行いました。当日、良いものが生み出せるよう、実際を想定したリハーサルまで行い、メンバーの皆さんの情熱を感じました。『モモの木』の由来は、ミヒャエルエンデの『モモ』にちなんでいます。ワーカー側も、普段は強く意識しない、与えられた『時間』というものを考えるきっかけをいただいています。どんなワークショップになるか今から楽しみです。
by 三嶌
2017.07.17
三日間に渡り、内部関係者へのヒアリングを行いました。支援先の理解が深まり、価値を実感することができ、プロボノのお役立ちをあらためて決意することとなりました。
by 三嶌
2017.07.01
チームでのミーティングを行いました。今後のヒアリング日程について予定が決まりました。
by 武富
2017.06.26
6/25にモモの木のルームを借りて、キックオフミーティングを開催しました。初めての顔合わせでドキドキでしたが、プロボノメンバーは矢継ぎ早やに質問、代表は熱く語り、すぐ一つのチームとなりました。最後に支援先からサプライズな環境変化の連絡がありましたが、皆さん落ち着いた対応で頼もしかったです。
by 三嶌
2017.06.25
キックオフミーティングを実施しました。
2017.06.17
キックオフ事前ミーティングを実施しました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。