プロジェクト紹介
環境市民
持続可能な社会を実現するために、市民、行政、企業、大学、研究者、他分野のNGOらとパートナーシップ型の活動を展開する組織です。
設立時より、ビジョン、理念、ミッションに基づいて活動を組み立てる「バックキャスティング」による効果的なプロジェクトを生み出しています。
下記のプロジェクトを通じて、社会に影響力のある活動を目指しています。
●持続可能な消費プロジェクト
消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワークによる「企業のエシカル通信簿」、「ぐりちょ 」
●地域から持続可能な社会をつくるプロジェクト
持続可能な地域創造ネットワーク、環境首都創造NGO全国ネットワークによる「地域主導の適応共創プログラム」など
●環境共育(ESD)
環境活動パワーアップ講座の開催、環境マイスター研修
●アドボカシー活動
あどぼの学校の運営、グリーン連合による環境省との定期協議
●講演、研修
環境マイスター研修を始め、全国での講演活動
1992年の設立時以来、NGOとしては画期的な運営スタイルを実現してきた歴史とともに、来年(2022年)活動30周年を迎えるにあたり、パートナーシップ活動に取り組む環境NGOとしてあるべき姿を目指し、2024年までの中期計画では「組織をイノベーションし、より創造的な活動を持続的に行なえる」ことを新たなミッションとして掲げ、改革を進めています。
中でも、団体パンフレットの更新を検討するチームを立ち上げ、ステークホルダーや今後関心を持ってもらいたい層に向けた情報発信を推進しています。
環境市民のプロジェクトは、誰でも参加できる活動の場である一方、高い専門性のある知識を活かす・参加した方自らがやり方を考えてアウトプットをすることが求められるため、ハードルが高く解りにくいと受け止められているのが現状です。
プロボノのプロジェクトでは、内部の検討だけでは導き出しにくい「環境市民は外部からどう見られたいのか?」を明確にし、
誰でも取り組める広い入口と専門性を上手く融合し、持続可能な消費活動を展開する団体というイメージを、やさしく分かりやすく・共感がもたらされるメッセージの伝わる広報物を制作します。
進捗状況
2022.05.21
成果提案を実施しました。
キックオフミーティングがちょうど1年間。しばらく双方の作業時間がとれずクリエイティブ提案から時間が掛かっていましたが、色々な人たちに対して、これからの環境市民になってもらうための対話ができる素晴らしいリーフレットが爆誕しました。
サンプルを手に取った環境市民の皆さんも「素敵すぎ!」「泣きそう!」と、細部までこだわった仕上がりに大変満足して頂けたようです。
打ち合わせ後、少しずつ日常を取り戻しつつある京都のまちでプロボノメンバー内で打ち上げも行い、すっきりとした気持ちでプロジェクトを完了しました。
プロボノメンバーの皆さん、環境市民皆さん、本当にお疲れさまでした。
2021.12.18
クリエイティブ提案を実施しました。メインのデザインや見出し文などが決まり、かなり完成のかたちが見えてきました。残りはこれまでの環境市民さんの活動内容をシンプルに説明する部分ですが、来年1月に制作ワークショップを行い、環境市民の皆さんとプロボノメンバーの協働作業で作り込みます。
by AD岡林
2021.10.30
制作プラン提案を実施しました。今回は制作物のサンプルを見ながらお話しするため、初めて環境市民さんの事務所に訪問しました。インスタグラムを意識した正方形のリーフレットの中に環境問題の担い手となってもらえるようなストーリーと仕掛けを盛り込んだ提案に対し、環境市民さんからは実際に使うことをイメージした様々なご意見とともに「はやく使ってみたい」とのコメントを頂き、年内のクリエイティブ提案実施を目指して具体的な検討を進めることで合意しました。
by AD岡林
2021.10.17
京都市が主催し、環境市民さんが企画・運営する「環境活動パワーアップ講座2021」を見学しました。その後、制作プラン提案に向けて対面でのチームミーティングを実施し、久しぶりにリアルな体感の伴った、プロボノプロジェクトらしい活動になりました。
by AD岡林
2021.09.26
マーケティング戦略提案を実施しました。提案内容は、既存の団体紹介リーフレットの置き換えではなく、環境問題に対する知識や関心はあるがなかなか行動に踏み出せない人との対話を生み出し、議論や活動への参画を促すツールというチャレンジングな内容です。最初は「それってどんなものだろう?」と環境市民の皆さんも首をひねっていましたが、結果的にはこれからの環境市民に必要なものとして一緒に作り上げていくことに合意して頂きました。環境市民の皆さんとプロボノメンバーの協働による試行錯誤に期待します。
by AD岡林
2021.08.29
7/23と8/29の2回にわたり、本プロジェクトで制作する印刷物の目的やターゲットに関する要求分析ワークショップを行いました。
お聴きした内容に基づき環境市民の皆さんが求めることをどのように実現するか?マーケティング戦略提案に向けてチームでの検討が始まりました。
by AD岡林
2021.06.19
キックオフミーティングを実施しました。今回もオンラインとなりましたが、環境市民の皆さんとプロボノメンバーの初顔合わせです。それぞれの自己紹介に始まり、資料では解らなかった環境市民さん思いやマーケティングフェーズの方向性について協議し、とても密度の高い2時間になりました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- ウェルネスサポートLab
- AGRI BATON PROJECT
- School Voice Project