プロジェクト紹介
ICT救助隊
難病患者や重度障害者の方のコミュニケーションを、主に、ICT (Information & Communication Technology:情報通信技術) を活用して支援するNPO法人です。
具体的には,透明文字盤(*1)の使い方や、意思伝達装置「伝の心」(*2)などのパソコンソフトの操作体験、オリジナル入力スイッチの工作などを行う実践型のプログラムが特徴の「難病コミュニケーション支援講座」や、難病患者や重度障害者へのITを利用したコミュニケーションを広く一般の方に知ってもらうための「ITパラリンピック」などを開催しています。コミュニケーションがとれずに苦しんでいる人々も、希望を持って生きていくことができる社会にすることを目指して日々活動しています。
ICT救助隊は、難病患者や重度障害者の方のコミュニケーションを、ICT(情報通信技術)を活用して支援するNPO法人で、特に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんを支援しています。
ALSの患者数は1万人以下と他の病気と比べて少ないために、病気の実態やその苦労についての理解は一般の方のみならず医療関係者にも十分とはいえません。そのため患者さんご本人だけではなく、家族・医療職・介護職といった関係者が必要な情報を得にくく孤立状態に陥りやすい現実がありました。また、ALS患者を主に支援するICT救助隊の活動への理解、そして、資金的な支援を得にくい状況の改善にむけ、ウェブサイトリニューアルを通じた情報基盤の見直しを期待していました。
(*)気管切開手術・ALSなど様々な理由による発声でのコミュニケーション障害を克服する為に作られたもので、ひらがなや数字が書かれている透明なアクリル板を使って話し手(要介護者)と聞き手(介護者)のコミュニケーションを図るツール
(*2) センサーを使用し、身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力して自分の気持ちを言葉にできる身体が不自由な方のための意思伝達装置
http://www.rescue-ict.com/
進捗状況
- アカウントディレクター:
- 井芹薫
- プロジェクトマネジャー:
- 溝渕康三郎
- マーケッター:
- 堤則允 長潟友美
- ウェブデザイナー:
- 橋詰千春
- コピーライター:
- 竹井聡子
- 情報アーキテクト(IA):
- 舛岡英人
- マークアップエンジニア:
- 桝田草一
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。