プロジェクト紹介
ほやほや学会
東北宮城県を代表する海産物「ほや」の認知度向上・販路拡大を通じて東北の振興を目指して活動を行っています。
ほやは、宮城県が最大の生産量を誇っており、その7割が韓国へ輸出されていました。しかし、東日本大震災後の風評被害をきっかけに、東北関東8県から韓国への水産物輸出の停止がつづいており現在も韓国への輸出ができない状態が続いています。
そういった中でも、東北のソウルフードであり、おいしさや加工も可能というポテンシャルがあるほやを復活させることで、東北のほやに関わる産業も復活させたい、またほやで成功事例を作り、他の産物にも活かしていき、東北の振興を目指したいと活動をしています。
具体的には、ほや好きや生産者が集まるネットワークをつくりファンを育て、生産者・消費者をつなぎ、以下のような活動をしています。
①ほやの魅力を高めるためのブランディング、情報発信
②ほやの消費量を拡大するための販売促進・商品開発
③ファンを増やすためのイベント、ツアー企画、講演、メニュー開発、食べ方指南、伝道のためのツール作成、伝道師育成など。
ウェブページやイベント等を通じて、ほやの認知度向上、販路拡大に一緒に取り組む「ほや伝道師」という登録制度を設けています。現在、800名程度の登録があり、その登録者に、ほや情報やお店で受けられる特典などをメール等で案内したいと思っています。また、将来的には有料会員制度なども設け、名刺や会員証を提供したり、ほやをおいてくれる店を開拓するプロジェクトを実施するなど一緒にほやを盛り上げる活動もできればと思っています。
ただ、現状はフォーム(エクセルでダウンロード可能)に登録者の情報をためているだけで、どういったツールで案内を送ったら良いか検討できておらず、メールマガジン等での情報提供ができていません。また、本来であれば登録時に、自動でウェルカムメール(登録確認メール)なども送りたいと思っていますが、現状のフォームは情報収集をする機能のみで、そのような対応もできない状態です。
そのため、「ほや伝道師」として活動したいというニーズがあるものの応えられなかったり、せっかく登録者がいたとしてもほやファンとしての気持ちを盛り上げたりなどができない状態です。
そこで、プロボノプロジェクトでは、「ほや伝道師」の登録制度におけるツール選定と業務フロー整理を行います。具体的には、以下の支援を行います。
1)将来的な有料化も見据えて「ほや伝道師」の登録者の管理とメール配信ができるツール選定と、LINEやSNS等の活用も含めた双方向でのやり取りの検討と整理
2)「ほや伝道師」登録から、ウェルカムメール送信、登録情報管理の業務フローの整理
3)可能であれば、将来的に「ほや伝道師」活動の発展形の想定とその際のプラットフォームの提案
「ほや伝道師」が登録してくれた人たちが自らほやを盛り上げ、またその活動が東北の振興につながるよう、プロジェクトで支援を行います。
進捗状況
- チームメンバー:
- 秋田さん 跡治さん 大友さん 梶谷さん 椎名さん 土谷さん
2023.12.01
成果物や追加の資料等を送付し、フィードバックシートを受領しました。プロジェクト完了です。
2023.11.21
成果提案ミーティングを実施し、会員管理システムの内容や業務フローと今後の会員制度の取り組み関してご提案を行いました。団体の方から、石巻まで来ていただき、自分のことのように考えていただき嬉しかったです、という声をいただきました。
2023.11.17
成果提案に向けて、ご提案の方向性に関するディスカッションを団体の方と行いました。
2023.10.17
中間提案ミーティングを実施し、今後の成果物についての方向性を合意をしました。また、ほやほや学会会員へのアンケート項目について内容を確認しました。
2023.10.14
会員を管理するためのツールを選定し、トライアルとして団体の登録を行いました。
2023.10.12
ほやほや学会の登録者や協力をいただいている飲食店の方々へヒアリングを実施しました。ヒアリング内容をまとめて、中間提案に臨みます。
2023.09.14
キックオフミーティングを実施しました。チームメンバーの自己紹介を行い、支援先の方へ様々な質問を行いました。次は現地滞在で石巻までお伺いします。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 東京都ローラースポーツ連盟
- 自立支援センターふるさとの会
- CWAJ