プロジェクト紹介
ゴールドリボン・ネットワーク
「小児がんの子どもたちが安心して 笑顔で生活できる社会をつくる」ことを理念に2008年に設立。小児がんの子どもたち*とその家族の支援活動に取り組んでいる団体です。
小児がんは15歳未満のこどもの悪性腫瘍(がん)の総称で、日本では年間2,000-2,500人が新たに診断を受けており、種類が多く、ひとつひとつが希少がんであるというのが一つの特徴です。
5年生存率は70〜90%と大人のがんと比べると比較的高いですが、治療後も約半数が晩期合併症(障害)に向き合わなくてはなりません。また、希少がんのために、情報収集が難しい、研究が進みにくい、専門的な治療を受けられる病院が少ないため住んでいる地域によって治療のために大きな経済負担がかかるという課題があり、以下3つを活動の柱に、小児がんの子どもたちの支援活動に取り組んでいます。
1. 小児がん患者・経験者のQOL(生活の質)向上支援
2. 小児がん研究支援
3. 小児がんの理解促進
*AYA世代(思春期・若年成人)のがん経験者、特に18歳未満で小児がんにり患した方を含みます。
運営資金のほとんどを寄付金で賄っていますが、受益者からの事業ニーズの増加等に伴い、現状では、治療のための交通費等の支援事業、経験者の自立支援のための奨学金事業などの活動を継続していくには十分でありません。また、ひとり親家庭への支援など、これから力を入れたい活動分野もあります。2年前より寄付者の拡大に加えて助成金やクラウドファンディングで不足分を補ってはいるものの、安定的な事業運営や、活動の拡充のためには、継続的な寄付者(特にマンスリーサポーター)を更に増やすことが急務と考えています。
今回のプロジェクトでは、団体内部や現寄付者へのヒアリング、他団体の取り組みなどを調査、分析した上で、潜在寄付者層に対し、どのようなアプローチをしたら実際の寄付者となってもらえるか、また一度限りではなく、継続的な寄付を募るためには、どのような情報発信が必要かという観点で、施策提案を行います。
進捗状況
- メンバー:
- 副島さん 李さん 福谷さん 武田さん
2022.10.03
提案に対する回答と承認を、支援先から受領しました。
by 大森
2022.09.27
支援先と対面で、成果提案ミーティングを実施しました。団体と協働しながら行った、寄付者へのアンケート調査結果(600名以上からの回答)を、メンバーで分析、考察したあと、そこで立てた仮説を更に補強するため、SAP社のシステムを用いて影響分析を実施。寄付者のプロフィールを特定し、マンスリーサポーターを増やすための、寄付行動プロセスにおける効果的なアピールポイントを導き出しました。また、それらを具体的な施策として、イベントや講演会、メルマガなどの各タッチポイントで、どのように反映させたらよいか、詳細な印刷物の構成やHPの改修案も提示しました。
データに裏付けられた団体の強みを、客観的な分析のもと導き出された施策提案は、まさにプロボノチームでなければできなかったことであり、支援先からは「財産になりました」と感謝のお言葉を頂きました。
by 大森
2022.09.16
収集した情報のまとめと分析を実施しました。
2022.09.16
アンケート調査結果を受け、今後優先的に検討した方が良いと思われた、ホームページ上の寄付募集ページの改善と、マンスリーサポーターという継続的な寄付について共感を高めるための施策について、支援先とディスカッションを実施しました。
by 大森
2022.09.09
アンケート調査の結果を分析し、支援先と共有しました。
by 大森
2022.09.02
アンケート調査の回答が徐々に集まり、分析を開始しました。
by 大森
2022.08.24
過去寄付経験のある方約2,900名へ向けてアンケート協力依頼を発信しました。
by 大森
2022.08.17
支援先から提案に対する回答と承認を受領しました。
by 大森
2022.08.17
支援先団体の理事長同席のもと、中間提案ミーティングを実施しました。これまでのヒアリングや調査について報告するとともに、最終成果物の方向性について合意を取りました。実際の寄付者ヒアリングから見えたことを土台にしていることから、支援先団体さんにとっても納得感のあるものになりました。
by 大森
2022.08.05
既存寄付者へ向けたアンケート調査について、支援先とアンケート項目を協議しました。
by 大森
2022.07.29
これまでのヒアリングを通じて得られた情報を、カスタマージャーニーにマッピングし、寄付行動へ繋がる共通項を整理しました。
導き出されたものをベースに、これから、アンケート調査を実施していきます。
by 大森
2022.07.26
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(7人目)
by 大森
2022.07.22
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(6人目)
by 大森
2022.07.22
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(5人目)
by 大森
2022.07.22
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(4人目)
by 大森
2022.07.20
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(3人目)
by 大森
2022.07.19
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(2人目)
by 大森
2022.07.19
実際の寄付者へヒアリングを実施しました。(1人目)
by 大森
2022.07.06
寄付者層ごとに、ヒアリングシートを作成しました。ヒアリングへ向けた準備を進めています。
by 大森
2022.07.01
支援先との打ち合わせを実施し、寄付者層ごとに、ドナージャーニーを作成しました。今後ヒアリング対象者となる方を洗い出し、実際のヒアリング項目についても協議しました。
by 大森
2022.06.24
前回の打合せ内容を基に、寄付行動モデルの仮説を立てました。団体側との確認したあと、ヒアリング項目の検討へ進んでいきます。
by 大森
2022.06.17
支援先団体が現状行っている施策の詳細や、寄付者についての現状把握を行いました。
by 大森
2022.06.09
支援先団体との初顔合わせである、キックオフミーティングを実施しました。
チームではオリエンテーション以降、事前資料を基に、団体の活動や課題について理解を進めてきましたが、その認識を合わせるとともに、今後の進め方や成果物のイメージについてもディスカッションをしました。
いよいよ本格活動がスタートします!
by 大森
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- チョイふる
- 調布市スポーツ協会
- 日本オーガニックコットン協会