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プロジェクト紹介
自立支援センターふるさとの会

対話から始まるケア
プロジェクト
業務フロー設計
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
東京都
進捗率
7%
団体名
自立支援センターふるさとの会
SDGs

自立支援センターふるさとの会は、東京・山谷地域の日雇労働者を支援するボランティア団体として1990年に発足しました。以来、生活困窮者が地域の中で安定した住居を確保すること、安心した生活を実現すること、社会の中で再び役割や人としての尊厳・居場所を回復することのために、支援を続けています。

当会は、事業や活動地域を順調に拡大してきましたが、一方で部分最適化が進んでいる面があり、また、所属員の多様化も進んでいます。今後、当会にとって重要な下記活動に対して十分な人員、時間などの資源を確保する必要がありますが、業務の標準化や効率化に余地があることが課題です。

● 事業の提供価値である対人援助を充実させ、従業員のやりがいや満足も上げること
● 住み心地よく、安心して暮らせる「人権としての日本型社会住宅」の実現を目指すこと
● ヤングケアラーなど新しい社会課題への対応を行うこと

今回のプロジェクトでは、当会の多様な事業で共通している業務を整理し、標準化、効率化のうえで、業務フローとして実装へつなげます。これにより、多様かつ多くのステークホルダーに価値を提供できるようになり、当会が次の25年、50年へと社会課題を解決し続ける礎となるプロジェクトです。

 

温かい食事を味わう場所

炊き出しの様子

誰でも来れるリビング

 

進捗状況

プロジェクトマネジャー:
上山 直人(うえちゃん)
マーケッター:
沖原 由幸(おきさん)
鎌田 秀雄(ひでさん)
藤田 健二(Kenさん)
ビジネスアナリスト:
高井 基行(たかいさん)
森田 雅大(たもさん)
アカウントディレクター:
塚原 宏樹(つかちゃん)

2024.09.07

キックオフ・ミーティングを実施しました。

2024.09.07

チームで練ったキックオフ資料を前もって共有した上で、ふるさとの会の代表 的場さん、事務局長 佐久間さん、プロジェクト窓口 松元さんに説明しました。みなさんは、事前に資料をしっかりと確認しているだけでなく、なんと事務局会議でも共有してくれていました!そのため、通常よりも深い議論ができ、全員が自信をもって「プロボノの提案を軸に、このままプロジェクトを進めていく」となりました。

議論のなかで重要だったのが、「業務効率化が何のためにあるのか」について、的場さん、佐久間さん、松元さん一人ずつが、自分の言葉で語ってくれたことです。具体的には、次のとおりです。

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ふるさとの会は、かつてのスタートアップ段階では拡大路線にあり、支援対象を広げてきた。しかし今後は、事業規模の拡大は追わず、社会の流れに合わせて価値の質(支援者の生活実感,職員の労働実感)を上げ、変化するニーズへの対応力も上げていく。そのための余力をえるために、プロボノによる業務の効率化がある。その先には、何が本質的な成果かを定め、ハイスキル職員を重要領域に充てるなど、ふるさとの会の価値創造が期待できる。
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その後、事務局の業務を重点的に効率化することを合意してキックオフ・ミーティングを完了しました。その流れで、おきさん(マーケッター)が、どの業務について現状を見開くかについて目線を合わせました。また、ふるさとの会として、事務局体制を見直しており、プロボノとの主要会議には新体制の全員がなるべく出席する、とのことです。おかげさまで、成果物の実行性が上がっています。プロジェクトが想定より早く確実に進みそうで、会議後の帰り道に「このままいけば、業務支援ツールの使い方まで踏み込めそう」などチームで雑談をしていました。

by つかちゃん

2024.08.17

チームの初顔合わせから10日後、ふるさとの会の現場を見学し、活動紹介をお聞きしました!チームが検討していた質問を尋ねつつ、現場見学で触れたステークホルダーの声、雰囲気、活動実態という一次情報をもとに、「このプロジェクトは何のためにあるのか」ということをチームで再確認し、代表の的場さん、事務局の松元さんと共有できました。その後は、みんなで昼食をとって、和気あいあいと過ごしました。

台風七号の一過、チーム全員が集合時間よりも前に移動開始。ふるさとの会の本部で的場さん、松元さんとご挨拶した後、「あしたのジョー」の矢吹丈に見送られながら、現場見学を始めました。松元さんの丁寧な説明のもと、ふるさとの会の各施設を訪問させていただき、ステークホルダーと言葉を交わし、地域の他団体との連携実態も把握しました。その後は、ふるさとの会の本部に場所を移し、松元さんから活動紹介を聞きながら、的場さんを交えて質疑応答が盛り上がりました。おかげさまで、ふるさとの会の事業を深く理解し、いかに支援対象者と基本的な信頼関係を築くことが重要なのかが分かり、スコープ設定書の行間を捉えられました。

ふるさとの会は、生活困窮者が、地域の安定した住居で安心した生活を営み、社会における役割、尊厳、居場所を回復するための事業を行っています。その資源を確保するために、私たちプロボノが、これから共通業務を整理し、標準化、効率化のうえで、業務フローとして実装します。今回の現場見学で、プロボノ一人ひとりが、どの領域で効率化が最も必要か、どうすれば実行性を確保できるかなど、一歩ふみこんで思いを巡らせました。その上で、ふるさとの会の主要関係者とキックオフミーティングを迎えます。最高の滑り出しに感謝しています。

by つかちゃん

2024.08.07

本日、私たち「ふるさとの会チーム」が、初顔合わせと、プロジェクト成功に向けての議論を行いました!初回とは思えない活発な意見交換が行われ、初速最大で成果に向けて歩みを始めました。プロジェクトマネジャーの丁寧な事前準備と進行により、全員が安心して自己紹介や発言をできていました。ありがとうございます!

その後、スコープを丁寧に確認し、次に予定されている現場見学ではこういうことを質問できるといいね、など盛り上がりました!アカウントディレクターの限られた視界からはつかめなかった疑問など、チームの力を発揮しています。異なる視点から多様な意見が集まり、そうした意見を集約するツールを用意するなど、どんどんとチームビルディングが進んでいます。

最後は、ふるさとの「F」のポーズで写真を撮ったつもりが、左右逆になってしまった…。みんな、ごめんなさい!

by つかちゃん

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

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