プロジェクト紹介
フローレンス
仕事と育児の両立が当たり前の社会を目指して、病児保育問題を解決するのがフローレンスです。
NPOのニーズ
こどもレスキュー隊員による病児保育で子育てを支援する「フローレンス」。子育て経験をもつベテランママが、風邪ひきの子どもの世話をすることで、働く家庭を応援しようと、保育の世界に新風を吹かせています。2012年までに東京23区で病時保育サービスの提供を目標とするフローレンスでは、「病時保育といえばフローレンス」と言われるような、団体のブランドの基盤となるようなサイトを望む声がありました。
と同時に、子育て家庭にも、ベテランママにも、企業や行政にも、スタッフやボランティアにも、みんなに参加してフローレンスを盛り上げて欲しい、という思いがありました。フローレンスの勢いと思いを伝えながら、多くの人の共感を呼ぶようなサイトづくりが望まれました。
チームの取り組み
当初、インターネットを多用する世代である20代、30代の子育て家庭を対象とするWEBサイトを提案しましたが、議論を進めていく中で、フローレンス側からは、子どものケアにあたるベテランママの拡大が重要課題である、というニーズがより鮮明に浮かび上がり、子育て経験を持つ40〜60代の女性世代を第一ターゲットとしたサイトとしました。
トップページのメインビジュアルとなる写真は、従来は、若い母親と子どもの写真でしたが、意識的に、ベテランママ、子ども、家族という3世代が入った写真に、そして、キャッチコピーの「あなたの子守歌をもう一度聞かせてください」も、ベテランママに向けたメッセージを前面に打ち出しました。また、温かみが感じられる写真、カラー、フォントを効果的に用い、親しみやすいイメージを持つWEBサイトとしました。
NPOの声
NPO法人 フローレンス
インターン(当時) 入谷 聡さん
NPOにとって不足しがちな人材、それがまさに「デザイン」と「IT」の領域です。フ ローレンスの場合もまたしかり。従来のwebサイトは、代表の知人や学生インターンの手による寄せ集めで、見栄えも今一つ、管理・更新もしづらいものでした。
その状況を、圧倒的なプロの仕事で変革してくれたのが、サービスグラントの方々です。経営課題に焦点を絞ったコンセプトワーク、コピーライト、デザイン、どれをとっても、並のNPOにはできないほど、質の高いwebサイトを作り上げていただきました。以来、フローレンスのwebサイトは、強力かつ効果的な営業マンとして、大活躍しています。
当時私は、学生インターンとして、一緒に作業をさせていただきながら、プロフェッショナルの仕事ぶりを垣間見させていただきました。優れた技能と経験を持った方のボランタリーな参加が、社会変革の力を大きく増すという実感は、今なお強く印象に残っています。
進捗状況
- プロジェクトマネジャー:
- 田端さん
- マーケッター:
- 猿山さん
- ウェブデザイナー:
- 安藤さん
- コピーライター:
- 松山さん
- プログラマー:
- 宮沢さん
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 東京都知的障害者卓球部会
- ウェブモダン
- つばめの会