プロジェクト紹介
一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
どれほど科学が発達しても、すべての苦しみを解決することはできません。親の介護が始まったり、子育てで悩んだり、限られたいのちを前にどのように関わってよいかわからず苦しむ人がいます。たとえ解決できない苦しみを抱えたとしても、自分の苦しみをわかってくれる人がいること、解決できない苦しみを通して自らの支え(将来の夢、支えとなる関係、選ぶことができる自由)に気づいたとき、穏やかに過ごせることを、ホスピスの現場で学んできました。苦しみがまだ小さいうちに関わる人がいたならば、孤独・孤立の少ないコミュニティになります。そのために半径5mの誰かに気づき関われる担い手が必要です。
エンドオブライフ・ケア協会では、この「ユニバーサル・ホスピスマインド」を大人も子どもも実践できるように、人とコミュニティを育てる活動を全国で行っています。地域社会が直面する関係性希薄化の中でも最期まで幸せに生きる文化づくりに取り組んでいます。
今後、多様な団体と協働したり、団体に関わる関係人口を増やしながら、ユニバーサル・ホスピスマインドの考え方を幅広い層に広げていきたいと考えています。特に、介護や看取りについてこれから体験する40-50代の企業で働いている人になかなかリーチすることができていません。また、講座等を受講した企業の方から何かサポートをしたいという申し出があった際、企業に対して団体が提供できるサービスがメニュー化されておらず、企業への関わり方を示せない状況です。
そこで、プロボノプロジェクトの前半では、エンドオブライフ・ケア協会の提供できることを理解した上で、どのような企業のどの部門をターゲットにし、どのようなセミナー等のコンテンツを、どういったポジショニングで提供するとより企業にとって魅力的なのかを、ヒアリング等を通じて検討します。
また、プロジェクトの後半では、実際に企業との連携に向けた具体的な提案やトライアル(例:企業リストの作成、資料作成、トライアル実施、コンテンツ紹介イベントの企画)を行います。
進捗状況
- チームメンバー:
- 久米さん 竹内さん 棚沢さん 浪花さん 羽柴さん 山本さん
2024.09.17
事後フォローを実施しました。
2024.09.17
提案に対する回答と承認を実施しました。
2024.09.12
チームメンバー全員で、団体の方に、これまでのヒアリングや調査の分析結果と共に、企業に向けたアプローチの方向性やアプローチ候補を詳しく説明しました。チーム独自の視点や工夫が詰まったロードマップや展開アイディアに、団体の方からすぐにでも必ず活かしていきたいとの嬉しいコメントをいただきました。
2024.09.11
収集した情報のまとめと分析を実施しました。
2024.09.11
ヒアリング以外の調査を実施しました。
2024.08.02
提案に対する回答と承認を実施しました。
2024.08.02
中間提案ミーティングでヒアリング結果に基づく分析を説明し、成果物の方向性と今後の進め方について団体の方と合意しました。団体の方からは、調査分析結果を踏まえて納得感のある成果物提案をしてもらえた、との嬉しいコメントをいただきました。これからさらに、団体の方と密に連絡を取り合いつつ、最終成果物の作成に取り組んでいきます。
2024.07.31
手分けをして、これまでの団体へのボランティア協力者や社内で意見や情報を得られそうな部署など様々な対象にヒアリングを進め、団体の活動の強みや弱みを分析するうえで重要な示唆を得ました。
2024.07.29
中間提案ミーティングを前に、チームの成果物の方向性について、団体の方とすり合わせのためのミーティングを持ちました。
2024.07.02
団体の活動拠点である横浜市瀬谷区のクリニックを訪ね、ユニバーサル・ホスピス・マインドの考え方や実践例などについて深くお話を伺いました。今回学んだ視点や姿勢を核に、これからチームでプロジェクトとして誰にどのようにユニバーサル・ホスピス・マインドを伝えていくかを考え、ヒアリング対象の検討を進めていきます。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 調布市スポーツ協会
- チョイふる
- 日本オーガニックコットン協会