プロジェクト紹介
ECOFF
日本人が作ってきた知恵や伝統文化、自然との共生の暮らしを守るため、有人離島416島をはじめとする農山漁村の地域社会維持を目指して活動しています。
2011年3月から、誰でも気軽に地域に行ける仕組みとして、地域活性化に親しんでもらえる「村おこしボランティア」を学生向けに始めました。10 日間の地域の生活体験を、離島をはじめとする農山漁村地域で提供しています。
農業ボランティアを通じて、島の人と一緒に仕事をすることで距離が縮まっていき、地域の人と参加者とのつながりを作っています。10 日間のプログラムを通して、個人的なつながりを参加者に残すことで、その後も地域を気にかける人や、家族や友人に地域を紹介する人が増えていき、地域活性化や地域を守ることにつなげています。
団体は3年後に、活動できる地域を50地域(現在23地域)、参加者を年間1.000名(現在400名)にすることを目標としています。
そこで、これまでの活動をもとに、1地域だけをサポートとする「親善大使(仮称)」と、短期間の受入プログラム「村おこし旅(仮称)」に取り組むことで、受入地域の増加を目指しています。
プロボノでは、これまで団体が取り組んできた活動が、参加者や世話人からどのように受けとめられているのか等、「生の声」を収集・分析し、新たな取り組みの素案を作成するマーケティング基礎調査を行います。
【初回訪問日程】
2泊3日の日程で、チームメンバーは5地域に分かれての訪問となります。
10月中旬〜11月上旬の平日・土日の中で、プロボノワーカーと団体で日程調整します。
進捗状況
- プロジェクトマネジャー:
- ふっきー
- マーケッター:
- やすさん アンディ ひろきさん じっちゃん さとみん Yukoさん よしみき デッサ あやとん
2021.02.09
北は北海道奥尻島から、南は沖縄県渡嘉敷島まで、24名(団体3名、現地世話人7名、村おこしボランティアOB2名、プロボノチーム10名、取材1名、事務局1名)がリモートで集まり、最終ワークショップを行いました。
まずは、このプロボノプロジェクトの目的について、ECOFF宮坂さんと山田さんからお話しいただき、次に成果物「村おこし旅企画書」「親善大使の募集要項・チラシ」をプロボノチームから報告しました。質疑応答と休憩をはさみ、今後に向けたワークショップを4グループに分かれて、さまざまな意見を出しました。
ワークショップを通して、宮坂さんと山田さんからは「村おこし旅の可能性がとても大きいことに気づくことができました。」「具体的なプラン、実現出来たらおもしろいプランが、たくさん出てきました。」「すごく参考になる意見をいただきました。みなさん、ありがとうございます。」とコメントをいただきました。
最後に、プロジェクトを通しての感想をいただきました。
宮坂さん「最終成果物をどう活かしていくかはECOFFがやっていくことですが、その土台をプロボノのみなさんが作り上げてくださって、とても良いものが出来たと思っています。これから世話人のみなさんと相談しながら、村おこし旅の実現と、親善大使を増やして、どんどん活動地域を増やして、日本人が作ってきた知恵や伝統文化、自然との共生の暮らしを守っていきたいと思います。」
山田さん「本業があるなかで、これほどのものを作ってくださって、最初から最後まで感動の嵐でした。本当にありがとうございました。」
プロボノチームを代表して、PMふっきーから「プロボノチームとしても楽しみです。島好き社会人として、今後もつながっていければと思います。引き続き、よろしくお願いします。」と関係が続く予感のコメント。
とてもパワフルなECOFFチーム&ECOFFのみなさん、そしてワークショップに参加したみなさん、ありがとうございました!
2021.02.09
◎ふるさとプロボノ参加の感想を、メンバー全員からいただきました!
でっささん「地域や離島について考えている方に会えたり、リアルに活動を見れて感動しています。みんなの協力で出来たプロボノ、"つながり"が大事だと感じました。」
ひろきさん「縁のある東北地域に行って、いろいろと考えることがありました。プロボノ活動を通して、得られることが多かったです。」
Yukoさん「みんながスゴいなあと思いました。まったく興味のなかった離島ですが、毎週考えていたら離島好きになっていました。みなさんとまたお会い出来たらいいな。」
じっちゃん「最初に思い描いていたプロボノ活動より、3倍も5倍も濃いものでした。毎週前向きに活動しているみなさんに負けてられないな、と楽しくやっていました。これからもよろしくお願いします。」
さとみん「みなさんのパワフルな姿に影響されました。プロボノに限らず、いろいろな話がしたいので、またお会いできる機会が楽しみです。」
よしみきさん「オンラインでもやる気になれば出来るんだな、と学べた機会でした。最後にみんなで種子島に行けなかったのが残念でした。これからも繋がれたら嬉しいです。」
アンディ「思った以上に大変なことも多くて、でもリーダーシップを発揮してくれる人がたくさんいて、甘えたり。個人的には都会が好きですが、種子島を訪れて、はじめて種子島に暮らすことがリアルに感じました。」
やすさん「10人でプロボノするのは始めてで、どうなることかと思っていました。大変だったけど充実して楽しかったです。親善大使、大変そうにも感じましたが、やってみたい。」
あやとん「第三の時間を有効に、と考えて始めたけど、本業では接しない人たちとの出会いがたくさんありました。村おこし旅は自分の求めていたことで、始まったら参加したいと思いました。きょう終わるんだな、ってことにビックリしてます。これからのお付き合い第二弾。よろしくお願いします。」
ふっきー「1人1人濃いキャラで、純粋にみんなと関われたことが楽しかったです。対面での懇親会を必ずセッティングします。また会いましょう!」
2021.02.05
報告に対するフィードバックと承認を実施しました。
2021.02.03
調査報告を実施しました。
2021.01.27
チームミーティングを行いました。
2021.01.21
成果物の「村おこし旅(仮称)」について団体とミーティングを行いました
2021.01.20
成果物の「親善大使(仮称)」について団体とミーティングを行いました
2021.01.13
チームミーティングを行いました。
2020.12.31
成果物の方向性について、団体とミーティングを行いました。
2020.12.29
チームミーティングを行いました。
2020.12.23
親善大使(仮称)に向けた個別ヒアリングを行いました。
2020.12.18
団体関係者に個別ヒアリングを行いました。
2020.12.16
村おこし旅(仮称)に向けたヒアリングを行いました
2020.12.11
提案に対するフィードバックと承認を実施しました。
2020.12.09
チームミーティングを行いました。
2020.12.01
調査方針提案を実施しました。これまでのプロボノ活動で把握した一次情報を丁寧に整理・分析して、論理的にまとめられた80ページの「調査方針提案書」は、その1枚1枚がメンバーの情熱と謙虚さ、団体への愛情にあふれるものでした。
次の調査提案フェーズに向けた「チームからの仮説」は、メンバーの思い込みや思い付きが全くなく、丁寧に拾い上げた「生の声」「地域の声」「現場の声」をもとに構築されていました。
プロジェクトがはじまって2カ月。10名のメンバー全員が役割とやりがいをもって、プロジェクトを自分事化して進めてきています。プロジェクトの目的と成果物に向けて、思いやりと想像力を持ちながら地に足着けて1歩1歩進むメンバーにただただ感動。プロボノの魅力に触れる、濃密であっという間の3時間の調査方針提案でした。
2020.12.01
調査方針提案やこれまでの活動について、メンバーからコメントいただきました。
ひろきさん「この2か月間PMのリーダーシップのもと、チームメンバーの皆さんが非常に熱心に取り組んでおり、中間報告で団体さんからも「大変有意義な報告でした」と感謝の言葉を頂戴しました。このPJでは5地域に分かれて現地訪問を行っており、10名のチームメンバーのうち、ほとんどの方とリアルで会っていない中で、ここまで物事を進めることができるのか、という点も個人的に非常に大きな気づきでした。」
2020.11.30
対象事業・商品・サービス等の現状把握を実施しました。
2020.11.25
チームミーティングを行いました。
2020.11.18
チームミーティングを行いました。
2020.11.15
11月13日〜11月15日まで岩手県三陸漁場で、2名のメンバー(ひろき、じっちゃん)で現地体験を行いました。初日は大槌町に伺い、東日本大震災の遺構や、資料館を見学。被災直後の映像を拝見して、地震の破壊力と恐ろしさを改めて思い出しました。
大槌町役場では、藻場再生に尽力されている吉田さんのお話を伺いました。三陸漁場はウニが大量発生し、海藻を食い尽くす現象が発生しています。その対策としてウニの駆除や、その有効利用を研究しています。
2日目の午前中は、遡上する鮭の生態観察を行いました。水深50cm程度の浅瀬で腹這いになりながら、鮭を驚かさないように気配を消して近づきました。鮭の数が今年は少なかったため観察できるか心配でしたが、鮭のオス同士が闘う姿を間近に見る貴重な経験が出来ました。午後は陸前高田に移動して、東日本大震災の資料館を見学。有名な「奇跡の一本松」もそこにありました。震災遺構のホステルも近くにあり、津波の威力を見せつけられました。
三陸漁場訪問最終日は午前中のみの活動。恋し浜に寄って、海の綺麗に見えるスポットへ。次に、三陸藻場再生でウニの駆除を集中的に行っている浜を訪問しました(写真左下)。透き通った綺麗な海を見て、海の生態系を守るための大切な活動だなと実感しました。
本当に3日間しかいなかったのかな?という疑問を持つほど、三陸はまた帰りたくなるような土地でした。これは、世話人の方や関係者の貴重なお話を聞き、現地体験出来たからこそだと感じています。三陸の素晴らしさを満喫した3日間でした。ありがとうございました。
by ひろき、じっちゃん
2020.11.10
チームミーティングを行いました。
2020.11.09
11月7日〜11月9日まで鹿児島県種子島で、2名のメンバー(やす、アンディ)で現地体験を行いました。鹿児島空港で今回の参加者と初対面。オンラインでは何度か”会って”話をしているものの実物に会うのは初めて。ここから既にワクワクが膨らんでいます。同行いただくエリアマネジャーの山田さんと受入農家のりゅうたさん家族にご挨拶してから、インギー鶏(南種子町の地鶏)の昼食に向かいます。
南種子町の焼酎“南泉”の工場にお邪魔してお話を伺ったり、世話人の山下さんと山田さんからは村おこしボランティアや地域のことを伺ったり、今日はいろいろなお話を伺えて、たった一日とは思えない中身の濃い充実した一日を過ごさせていただきました。
2日目は、午前中は「ヒサカキ」などを育てているみっちーさん宅、午後は安納芋と繁殖牛を育てているりゅうたさん宅にて、農業体験させてもらいました。これまで3年間、何度もECOFFの参加者を受け入れてきたみっちーさんと奥さん。初対面での会話にも馴れているせいか、会って30分も経つと、まるで自分のおじいちゃん、おばあちゃんのように身近に感じられてきます。また安納芋の袋詰めを手伝わせてもらいながら、りゅうたさんのご家族のみなさんからもいろいろな話を聞くことができました。これまで離島への移住と言うと「外から離島に移住したら、もしかしたらよそ者扱いされるんじゃないか」という考えを聞くこともありました。けれど、今回参加してみて。もし種子島に移住したら、みっちーさん、りゅうたさんはじめ、この旅で知り合った人は、みんな大歓迎してくれる人たちだと確信できました。
3日目はインタビュー三昧です。種子島に孫ターンで越してきてマリンアクティビティ体験を学生に提供しているよしみさん、奥さんの実家の農業を引き継いで滋賀からIターンしてきた米農家・牛農家の岡田さん、ECOFFの活動に対し好感/共感をいただいている南種子町役場でのヒアリングです。種子島に来て見て、感じて、楽しんで、帰ってからも種子島を覚えていてくれれば良い、好きになってくれればなお嬉しい、という種子島愛にあふれた人が非常に多いのが印象的でした。
到着してから二日半で、体験2件、個別インタビュー7件を始めぎゅっと濃縮された南種子を体験し、心地よい疲労と共にとても充実した種子島滞在でした。みなさん、どうもありがとうございました!すぐまた帰ってきますよ〜。
by やす、アンディ
2020.11.04
チームミーティングを行いました。
2020.11.03
11月1日〜11月3日まで北海道奥尻島で、2名のメンバー(デッサ、さとみん)で現地体験を行いました。羽田空港から函館空港を経由し、プロペラ機を降りると、紅葉でオレンジに染まった奥尻島に到着。3日間お世話になるスーパーガイドのYutoさんと合流しました。
初日のメインは、ブナの原生林散策。五感を研ぎ澄ませながら、落ち葉でフカフカになった地面を歩いていきました。ブナの木々の間を時折、強い風が通り抜けていきました。空を舞う枯葉、揺れる木々や枝、色んなものが風に乗って“踊っている”ように見えてきて、とても豊かな気持ちになりました。
2日目は、離島仙人のところに伺って、今年の体験ツアーの話や、生業をはじめた経緯を伺いながら、「深海松」と呼ばれるサンゴを使った、ネックレス製作を体験をしました。サンゴといえば、南西諸島の温暖な地域を思い浮かべますが、北海道の深海でも生息しているようです。一見、茶色い木の枝にも見えるサンゴに、やすりをかけて磨いていくと、次第に青色や金色の輝きがでてきて、磨きをかけていくにつれて感動が増していきました。また、役場にも伺い、島としての観光への取り組みについてヒアリングを行いました。
3日目は、奥尻ワイナリーでのしごと体験。ミッションは、4tのぶどうを、枝と実を選別する機械に投入すること。一生でこんなにぶどうを見ることはない、と思うくらい大量のカゴに収められたぶどうたち。これも奥尻島で育てられたもので、海風にあたってミネラルが付着しているようです。皆で協力して機械に投入していきました。この4tのぶどうが、来夏には約4000本のワインになるようです。本当に本当にほんの一部だけど、関われたことがとっても嬉しいものです。
今回、島でお会いした方々は、「自分が楽しみながら、自分のために行動している」と口を揃えて言っていました。それが、結果として他人のためになる、島の未来につながる。そうした姿勢に大きな学びを得ました。
by デッサ、さとみん
2020.11.02
10月31日〜11月2日まで東京都三宅島で、2名のメンバー(あやとん、よしみき)で現地体験を行いました。竹芝を金曜22:30発の船で出発し、月のキレイな早朝の4:55に三宅島に到着しました。お世話になるゲストハウス島家さんに宿泊していた3人と一緒に、三宅島を一周しながら、火山体験遊歩道で溶岩の様子を知ったり、地層をみながら三宅島の歴史に思いを馳せたり、と島を体感することができました。
2日目は、三宅島で農業を始めて3年のみやけじまファームさんで農業体験。収穫の大変さや、三宅島噴火のときの話なども聞きました。
歴史の出来事の話って、看板ではあまり頭に入ってこなく、ガイドツアーでは堅苦しさも感じることもあったけど、農業体験を通して聞くと、一気に身近に感じることができました。
3日目は、お世話になった島家さんのお掃除と、ちゃぶ台のDIY。また、地域の方からも色々とお話を伺いました。色々な取組みを続けることの難しさ。シンプルな構造と、だからこそ必要な裏での緻密さ。マスでの情報発信から、個人へのリーチへ。これからのヒントをたくさんもらいました。
なによりも三宅島に来る人たちは、この島のもつ力・場の力に癒されて、そこに住む素敵な方々との心のこもったやりとりに勇気や言葉にはしづらい、なにかすごいあったかいものをもらって、帰っていく(し、また来る)んだな、と感じました。
3日間を通して、本当にたくさんの出会い、発見、癒し、学びがありました!この経験を通して、プロジェクトをさらに進めていきます。
by あやとん、よしみき
2020.11.01
10月30日〜11月1日まで大分県屋形島で、2名のメンバー(ふっきー、Yuko)で現地体験を行いました。羽田を飛び立って約6時間、電車とバスを乗り継ぎ、蒲江港に着きました。ここから1日3便の船に乗るところ、夕方まで船がないので世話人の後藤さんが迎えにきてくださり、屋形島に向かいました。
初日は自己紹介からはじまり、島巡りや美味しい緋扇貝の夕食をいただきながら、後藤さんと熱い話しを深夜まで交わしました。
2日目は、緋扇貝の養殖作業の体験をしました。養殖中の貝を引き揚げ、汚れを落としてまた海に戻す作業。これを何度も繰り返し、1年以上かけて育ち上がった貝たちを出荷前に磨く作業。両方をちょっとずつ体験させていただきました。
2日目と3日目は、メンバーと後藤さんでたくさんの時間をかけてディスカッションも行いました。関係人口とは何か、どうしたら関係人口が生まれるのか、島・地域のためになることをするってどういうことなのか、そして屋形島で得たものを未来にどう繋いでいくか。地域活性化を望まない島民の気持ちを大事にしながら、島を思い挑戦し続ける熱い後藤さんとの体験を広めていこうと思います。
そして3日間の体験をもとに、さらにプロジェクトを進めていきます。
by ふっきー、Yuko
2020.10.28
岩手県大船渡市綾里の世話人でもあり、ECOFFエリアマネジャーでもある、阿部さんにヒアリングを行いました。
2020.10.21
チームミーティングを行いました。
2020.10.18
団体事業の現状把握や、今後の展開を伺うため、宮坂さんと山田さんにヒアリングを行いました。
2020.10.14
チームミーティングを行いました。
2020.10.05
10名のチームメンバーが全員揃い、団体の宮坂さん・山田さんとキックオフミーティングを行いました。メンバー10名・宮坂さん・山田さんの自己紹介からはじまり、それぞれの人となりと活動への思いを交換しました。
その後、ECOFFの活動や目標、プロジェクトのスケジュールや成果物など、共通認識を持つための質疑をたっぷりじっくり行いました。チームメンバーも宮坂さん・山田さんも「提案MTG以外でも、話す時間は取りましょう。」と、一緒にプロジェクトを進めていく12人のメンバーとなり、初めての団体MTGは終わりました。
オンライン上ですが、宮坂さんと山田さんをお見送りして、チームメンバーは今日までの感想や今後の進め方を、引き続き話し合いました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 調布市スポーツ協会
- 東京都民踊連盟
- 認定特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル