プロジェクト紹介
ACHAプロジェクト
「成人式」は、久しぶりの友人たちと再度つながるチャンスとなりうる機会ですが、児童養護施設で育った子どもたちにとって、成人式に出席することに心理的ハードルがあり、出席を諦めてしまう場合があります。成人式の慣習として、振袖を着る新成人も多いですが、「振袖を着られる」ということは、親御さんや親戚縁者の方々からのお祝い=大切に思われているという愛情の一つの形であり、そのため、「振袖を着られない」状況にあることが、心理的に参加を躊躇させてしまう場合があります。
児童養護施設の出身者で、ACHAプロジェクトの代表である山本さんも、そんな気持ちから成人式を欠席したものの、あとで知人の方からの「少しでも自分は大切にされる存在だと思って生きてほしい」という気持ちと支援で、振袖での「後撮り」を経験しました。そしてその経験が、そのあと彼女が生きる勇気へと繋がったという経験から、同じような機会を提供したいという思いでACHAプロジェクトを立ち上げました。ACHAプロジェクトは、児童養護施設出身者を対象に、振袖姿での写真撮影を、プロのカメラマンやボランティアとともに行うことで、成人したことをみんなでお祝いする取り組みを進め、これまでに80人以上を応援してきました。
今回のプロジェクトでは、ACHAプロジェクトの取り組みを社会に広く発信するとともに、共感者・協力者の輪を広げること、また、ACHAプロジェクト以外にも、山本さんが考える社会的養護の支援の在り方について提言することなどを目標として、プレゼンテーション資料の作成に取り組みます。
進捗状況
- アカウントディレクター:
- 宮田さん
- プロジェクトマネジャー:
- 平部さん
- マーケッター:
- 太田さん 大山さん 高木さん
2019.07.21
ブリッジフォースマイル主催『コエール』。500人超が参加し盛会のうちに終わりました。 アクティビスト山本さんの情熱にこたえるべく、チーム一丸となって直前までプレゼンを修正。 ギリギリの仕上りで練習時間がなかったにもかかわらず、本番の山本さんの素晴らしい発表に皆ひと安心。 終盤に「当たり前が当たり前じゃないことに気づかされた」という中学生のコメントが紹介され、ACHAプロジェクトの活動と山本さんの熱意が参加者に伝わった手ごたえを感じました。
by 宮田
2019.07.13
ACHAプロジェクトの理念や価値観をはじめ、活動概要をまとめたプレゼンテーション資料について、最終化に向けて詰めの作業を行っています。
2019.06.27
代表の山本さんとチームメンバーとで打ち合わせを持ち、目標成果物とスケジュールについて詳細な調整を行いました。
2019.06.15
ACHAプロジェクトの現在の参加メンバーなどに対するヒアリングを進めました。
2019.06.02
キックオフミーティングを実施しました。
2019.05.25
キックオフ事前ミーティングを実施しました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 長峰・杜の一番街自治会
- 落合町会
- 日本難病・疾病団体協議会