行政との取り組み
「協働」を通じて課題解決力ある地域づくりをめざして
少子高齢化や人口減少が進み、地域社会の構造が大きく変化する中で、住民が抱える課題やニーズは多様化・複雑化しています。
自治体の財政的余力が限られるこれからの地域づくりにおいては、発生したケースに対応する対人支援に加え、地域の人とのつながりや助け合いの土壌をつくる「団体支援」を、従来の地域団体の担い手に加え、幅広い世代やさまざまな経験・スキルをもつ企業人など「多様な主体の社会参加」を意識的・積極的に取り入れていくことが求められます。
住民主体の活動と多様な主体の参加を通じた、課題解決力ある地域づくりの推進に向けた一つの具体的で効果的な選択肢として、「プロボノ」の戦略的な導入と定着をご提案します。
サービスグラントが取り組むプロボノ
「プロジェクト型協働」
ニーズ別事例
住民主体の活動との協働、共生社会の実現、重層的支援体制の整備、地域包括ケアシステムの推進、関係人口、移住定住促進など、自治体が取り組むさまざまな政策においてプロボノとの協働が進んでいます。
本格的な超高齢社会を迎える中で、住民主体の地域活動の支援と多様な主体の社会参加を推進したい
地域包括ケアシステムの構築に向けて
地域コミュニティによる共助社会の実現に向けて、町会・自治会や住民自治組織の基盤強化や活性化を支援したい
新たな担い手と協働した地域づくり
地域課題の解決に取り組む地域団体・NPO等の支援と多様な主体の社会参加を通じて、住民協働によるまちづくりを実現したい
重層的な支援体制の整備に向けて
地域単位での担い手マッチングを実現
関係人口を創出し、地域内外の多様な主体が連携する具体的な仕組みがほしい
多様な主体の参加で人口減少に挑む
サービスグラントが担う 3つの役割
① プロジェクト型協働の実現
サービスグラントが推進するプロボノは、地域社会の課題解決と、市民の社会参加を両立する取り組みとも言えます。立場の違い、世代や地域を超えて、効果的に人と人が関わりながら、課題解決に具体的な成果をもたらす「プロジェクト型協働」に大きな特徴があります。
時間とゴールを定めることで、ビジネス分野で活躍する多世代の社会人が、非営利組織や地域に関わるきっかけを数多く創出しています。
現在は、複数名でチームを編成をして取り組むチーム型と、個人応募が可能なオンラインプラットフォーム、2つの選択肢があります。
チーム型支援の特徴
プロジェクトの参加に立候補したプロボノワーカー5人前後でチームを組み、週3〜5時間程度の稼働で、NPOの基盤強化につながる具体的な成果物を提供する、プロジェクト型支援です。
個人応募 プラットフォーム型の特徴
社会参加に関心のある個人が気軽に参加でき、かつ、NPO・地域団体にとって負荷の少ない形で、新たな社会貢献のカタチを実現。全国の中間支援組織と連携しながら、各地で地域づくりや課題解決を推進しています。
② 自治体・中間支援組織のコーディネーター研修
上記①のプロジェクト型協働を地域ごとに持続的に運営していくことができるようにするため、自治体職員や中間支援組織を対象とした実践的なコーディネータ-研修を行っています。
団体支援における課題の整理や支援ニーズの具体化などを、ステップごとにわかりやすく体系的にまとめたカリキュラムで、地域活動の支援にすぐに役立つ内容です。
③プロボノの普及・啓発のための講師出講
主に、NPO、地域団体、町会・自治会など市民活動を担う皆さまや、仕事の経験をいかして社会に関わりたい企業人の方を対象に、「プロボノとは何か」「プロボノの取組み事例」など、過去の事例等もご紹介しながらお伝えします。
地域へのプロボノ導入プロセス例
各自治体の目的に応じて、段階的なプロボノの導入と定着をコーディネートしています。
普及啓発、モデル作りから地域ごとの自走化までの代表的な導入プロセスをご紹介します。
そのほかの実績
お問い合わせ
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