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Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラム

パナソニック株式会社では、2001年にNPOのキャパシティビルディング(基盤強化)を支援するための助成プログラム「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs(旧:Panasonic NPOサポート ファンド)」を創設し、NPOの「人材育成」や「組織マネジメント(資金、広報など)」等、NPOの組織基盤の強化を支援しています。2001年の設立以来、406件のNPO/NGOを支援し、累計で約5億897万円の助成を行ってきました。

 

こうした助成の実績をもとに、2011年からスタートしたのが「Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラム(旧:Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム)」です。本プログラムは、Panasonic NPO/NGOサポートファンドfor SDGsで応援した団体を中心に、パナソニック従業員の参加により、プロボノ支援を提供するものです。

 

また、パナソニックとサービスグラントの共催により、2011年から2015年まで大阪・東京における「プロボノフォーラム」を開催。プロボノに関心のある社会人やNPO関係者などを集め、プロボノの魅力や可能性を発信する活動にも取り組んできました。

 

パナソニックでは、プロボノプログラムへの参加を通じて、社員が仕事で培ったスキルや経験をさらに広く社会の中で役立て、社会課題の解決に取り組むNPOの事業展開力の強化を応援し、NPOの活動がさらに大きな成果をあげると同時に、参加する個々の社員が、社会課題の解決に取り組む現場に参加し気づきを得ることで、地球規模の課題の解決に向けて市民として考え行動する、地球市民としてのイノベーションマインドの向上にも、期待を寄せています。

 

これまでの支援実績

 

2011年度

 

2011年度は大阪3団体・東京1団体の計4団体のNPOに対してウェブサイトを再構築するプロボノプロジェクトを実施し、うち2件のプロジェクトについてはパナソニック社員の皆さまのみで構成されるチームによって取り組みました。

 

支援先・支援内容

 

 

2012年度

 

2012年度も5団体のNPOを支援しました。広く社員の参加を募るため、事業所内においてプロボノ説明会を開催し、100名近い社員が参加するなど、社内の関心も高まりを見せました。

 

2012年度は、新プログラム「事業計画立案サービスグラント」の第一号となるプロジェクトに取り組みました。また、東北の震災復興に向けた取り組みとして、宮城県の復興支援団体に対する営業資料作成支援を行いました。

 

支援先・支援内容

 

 

2013年度

 

2013年度からは新興国・途上国などで国際協力活動を進めるNGOに向けたプロボノも開始。また、東北では復興支援を担うNPO法人サンガ岩手、関西では、対話の技術を用いて国内外の地域づくり、人づくりを進めているNPO法人ソムニードに対して初のマーケティング基礎調査サービスグラントを提供しました。

 

支援先・支援内容

 

 

2014年度

 

2014年度は、従来からの長期型のプロジェクトに加えて、7月25日と26日の2日にわたって、社員23人による被災地支援プロボノプログラム「プロボノTOふくしま2014」を実施しました。関東を中心に、関西、山形、山梨から社員の皆さまにご参加いただき福島県内で復興支援に取組む5団体の課題解決に取り組みました。

 

支援先・支援内容

 

「プロボノTOふくしま2014」支援先・支援内容

 

 

2015年度

 

2015年度は、これまでと同様に大阪・東京を拠点として活動するNPOを応援するプログラムと並行して、初めて遠隔地プロボノを実施。大阪に勤務する社員メンバーによるプロボノチームが、高知県黒潮町のNPO法人砂浜美術館のサポートにチャレンジしました。また、昨年に引き続き、被災地支援として「プロボノWEEKENDチャレンジ ふくしま 2015」を実施しました。

 

支援先・支援内容

 

「プロボノWEEKENDチャレンジふくしま2015」支援先・支援内容

 

 

2016年度

 

2016年度の関西エリアでは、約1ヶ月の準備期間を経て臨むプロボノ体験イベント「プロボノ 1DAY チャレンジ」に社員チームを編成し、2団体を支援しました。また、国際交流、健康増進などを担う3団体に対して、マーケティング基礎調査や事業計画立案などを提供する長期プログラムに取り組みました。東京エリアでは、毎年、東日本大震災からの復興支援を担う団体への支援を継続しており、今年は、福島県の浪江町を拠点に活動している1団体の情報発信を支援しました。

 

※2011年のプロボノ活動開始以降、多くの社員の皆さまがビジネススキルを生かしてNPOなどの事業展開力を応援する “プロボノ”の取組みが高く評価された結果、2016年度の「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」において、特別賞を受賞しています。

 

支援先・支援内容

 

 

2017年度

 

2017年度、7年目となるNPOの基盤強化を目的としたNPOサポートプロボノプログラムには、東阪中長期5チーム、1DAYプロボノ1チームに計32名が参加。東日本大震災後に開始した移動支援サービスの業務フロー改善、熊本地震後の復興会議の議事録から知見整理を試みる調査プロジェクト、LGBTの啓発を牽引する団体の事業計画立案、障がい者支援団体のパンフレット制作、車椅子バスケットの大会運営マニュアルの作成など、多様なテーマに取り組む団体を支援しました。

 

支援先・支援内容

 

2018年度

 

2018年度は、中長期プロジェクト5チーム、1DAYプロボノ1チームに計32名が参加しました。今年は都心以外を拠点に活動する団体の参加が多く、食を通じて東北6県の一次産業の生産者と消費者を繋ぐ取組みの新事業戦略の検討、全てのこどもの学びを支える学習支援の寄付増加を目的としたツール制作、リユース食器を軸としたコミュニティビジネスの事業計画立案、環境と共存するこだわりのお米の販路を増やすためのマーケティング調査など、団体が向き合う多様な社会課題について理解を深めながら、運営上の課題解決を支援しました。

 

支援先・支援内容

 

2019年度

 

2019年度パナソニックNPOサポートプロボノプログラム2019年度は、中長期プロジェクト5チーム、プロボノ1DAYチャレンジ1チーム(混成)に計33名が参加しました。9年目となる今年度は、子どもたちの教育と居場所を支える団体に、多様な社会課題についての理解を深めながら、運営をより効率よく進めるためのマニュアル作り、活動を応援してくれる人への訴求力を高めるための調査、新たな応援先を探すためにこれまでの事業を振り返り評価する取組み、緊急時の対応を重ねて得られたノウハウの見える化等、運営上の課題解決を支援しました。

 

支援先・支援内容

 

2020年度

 

2020年度、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を

踏まえ、本年度のすべてのプロジェクトをオンラインで行いました。初の試みでしたが、距離の制約がなくなったおかげで、全国各地から参加しやすくなり、関東・関西・岡山・福岡等各地から、中長期プロジェクト4チームに計32名が参加しました。

オンラインでの活動が基本となったため、支援先も、福岡県で棚田と山村の保全に取り組む団体をはじめ、災害復興支援、就労支援、平和教育等に取り組む団体4団体に対し、新規会員開拓のための調査、団体の役割と連携の意義を伝える営業資料、ビジョンを共有するための事業計画、20年の活動が社会にもたらした影響を評価する取り組みなどを行いました。

 

支援先・支援内容

 

2021年度

 

2021年度は5チーム計34名が参加しました。昨年度に引き続きオンライン中心ではありましたが、四国や東北の団体などへの現地訪問も実施しながら活動をすることができました。

10周年の節目にあたりプロボノ参加従業員にアンケートを行い、社会課題への感度が高まり、多様性への理解やキャリア形成など本業への副次的効果が生み出されることを確認しました。

その内容をブックレットとしても発行しています。

 

支援先・支援内容

 

参考情報

 

Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラム

 

プロジェクト事例紹介記事

 

プロボノフォーラム・レポート

 

Panasonic社員参加者の声