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日本マイクロソフトの企業市民活動

日本マイクロソフト株式会社では、企業市民活動の一環として、NPOに対する基盤強化のためのプログラムを継続的に推進しています。NPO に ITの利活用についてわかりやすく提案するイベント「NPO Day」の開催、「TechSoup Japan」を通じてNPOを対象に正規のマイクロソフト製品を寄贈するソフトウェア寄贈プログラムなど、その内容は多岐にわたります。

 

日本マイクロソフトでは、一人ひとりの社員の皆さまが持つ高いITスキルとITを活用した効率的なワークスタイル、ボランティアに対する前向きな社風を活かしたプロボノプログラムとして、NPOの業務基盤強化のための新プログラム「業務フロー設計」をサービスグラントと協働で企画・開発し、社員の皆さまの参加を得て、パイロットプロジェクトを実施する取り組みを始めました。

 

業務フロー設計」とは、NPOの事務局等における現状の業務内容や実施体制を把握し、業務運営における悩みや課題点を抽出したうえで、業務内容を整理・改善し、NPOがより効率的に、効果的に業務が進められるようになることを支援するプログラムです。

ITの活用提案も交えながら、よりタフで生産性の高いNPOの組織づくりをサポートすることを目的としています。

これまでの支援実績

 

 

2011年

 

約5ヵ月の期間中、4団体のNPO法人・社会福祉法人等に対して、26人の社員の皆さまがプロノとして参加。また、「業務フロー設計サービスグラント」のパイロットプロジェクトとして、このプロボノプログラム自体に対するフィードバックを社員の皆さまからいただくことで、同プログラムが将来的により多くのNPOに確実な成果を届けられるようにするためのご協力をいただきました。

 

これを受けてサービスグラントでは、2012年度第2期(NPOからのエントリー締切=2012年5月末日)より、「業務フロー設計サービスグラント」を、従来のプロボノプログラムに追加し、NPOの公募・幅広いプロボノワーカーの皆さまのご参加による通常のプログラムとしてスタートしています。

 

2012年

 

NPOの業務フロー改善をテーマとするセミナーの開催や、新たに3団体のNPOを対象としたプロボノプロジェクトを実施。NPOの生産性向上や情報管理体制の強化につながる業務フローの改善提案と、マイクロソフト社製品を活用したツール提供などを行いました。
不妊に関する社会課題の解決に取り組む「Fine」に対しては、講演活動に関する業務フロー改善とともにクラウドツールを活かした情報管理による効率化を提案しました

 

2013年

 

2011年度、2012年度で取り組まれたプロボノプロジェクトをより多くの社員に対して浸透させる目的で「プロボノONE DAYワークショップ」を実施しました。
5団体の支援に対して社員15名が参加し、NPO、社員双方から高い満足度が得られました。

 

2015年

 

より広く多くの社員参加を促すために、マーケティングを中心とした取り組みやすいプログラム(『営業資料サービスグラント』、『マーケティング基礎調査』)に変更しました。3団体の支援に対して社員16名が参加し、これまで以上に内容の濃い、充実した成果を得ることが出来、NPO、社員双方から高い満足度が得られました。

 

 


 

 

参考情報

 

日本マイクロソフトとの協働パイロットプロジェクトの様子は、日本マイクロソフト企業市民活動として、下記ページにもご紹介されています。
http://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/community/nposupport.aspx

 

その他の日本マイクロソフトのNPOサポートについてはこちらをご覧ください
http://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/challenge/npo/default.aspx