ゴールドマン・サックス プロボノプロジェクト
ゴールドマン・サックスは、東京都社会福祉協議会と協働し、2010年9月から次世代の成長を担う子どもたちに焦点を当てた地域コミュニティ活性化のためのプログラム「ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラム」に取り組んでいます。このプログラムは、「児童養護施設等で暮らす子どもの進学支援」、「母子家庭などのひとり親就労支援」、および「子どもの教育や子育てを支援するNPOの基盤整備のためのプロボノ活動」の3つのプロジェクトから構成されています。
「ゴールドマン・サックス プロボノプロジェクト」は、プロボノを通じてNPOの事業や組織自体の基盤構築(キャパシティ・ビルディング)を支援することで、NPOの事業成果、ひいては、社会的インパクトの最大化を目指すプロジェクトです。
その最大の特徴は、プロボノによるキャパシティ・ビルディングと、NPOに対する資金的支援を組み合わせている点です。このプロジェクトは、約6ヵ月にわたるプロジェクト期間の前半において、ゴールドマン・サックス社員のプロボノにより、NPOの課題の抽出・整理を行い、事業展開に向けた戦略構築に取り組みます。後半では、ゴールドマン・サックスが資金援助を行い、戦略実現に向けた効果的な資料作成や広報ツールの制作を行います。
プロボノを通じた戦略構築と制作実行にかかる資金援助を組み合わせ、NPOのキャパシティ・ビルディングを全面的にサポートするという支援スタイルは、プロボノによる支援効果をより高めるという観点からも画期的なものとなっています。