定点観測2021の結果概要
[定点観測]
定点観測2021の結果概要
サービスグラントに登録いただいているNPO・地域団体の皆さまを対象に、年に一度、アンケート調査「定点観測」を実施しています。
2014年から取り組んでおり、今回で8年目の試みとなります。
ここでは、2021年に実施した調査結果概要をご紹介しています。
[ 目的 ]
・NPO・地域団体の皆さまに、活動状況を振返り、記録いただく機会をご提供すること
・サービスグラントによるプロボノの効果やその後の団体の変化の検証
・団体の課題や困難、新たなニーズの把握等
・サービスグラント・プログラムの改善・開発への示唆
[ 実施概要 ]
方法:①webアンケート および ②インタビュー形式
期間:①2021年 5月 27日 ~ 2021年 6月 15日
②2021年 6月 4日 ~ 2021年 8月 19日
告知方法:①サービスグラントNPOマイページ登録団体を対象に電子メールによる告知を実施
②定点観測員(プロボノプロジェクト経験者)によるインタビュー依頼
告知団体数:①554団体 ②65団体
回答状況:回答数:63団体(①18件、②45件)
[ ご協力いただいた皆さまへのフィードバック ]
・定点観測結果概要
・団体個別レポート
今回の回答内容と合わせて、全団体と比較した際の順位、および、過去の回答内容を合わせてレポートにまとめ、お送りしました(マイページにデータが蓄積される仕組みです)。
結果概要(抜粋)です。
1.団体概要
有給スタッフの合計数
「1〜5人」と回答した割合が最も多く、52%でした。スタッフ数が15人以下の団体の割合がほぼ全体をしめています。
ボランティア登録者数
「1〜10人」と回答した割合が最も多く、31%でした。また、ボランティア登録者数が20人以下の団体の割合は全体のおよそ5割でした。一方、50人以上のボランティア登録者数のある団体は2割でした。
プロボノ(専門的なスキルや知識を活かしたボランティア)数
「0人」と回答した団体が最も多く、65%でした。プロボノ参加のある団体は、全体の約3割でした。
2.サービスグラントが寄与したと思われる変化について(3段階で回答)
19項目の内、上位4項目は、下記となります。
※ 「当てはまる」を3、「やや当てはまる」を2、「当てはまらない」を1ポイントとして換算しました。
3. 団体の声
ここからは、実際に支援を受けた団体からいただいたご感想を紹介します。
会員や受講者の方々の何気ない声を拾うことができました。プロボノワーカーのメンバーと現在もつながっています。(マーケティング基礎調査)
市民のニーズから課題をすいあげ解決していく。この一連の構図を理解し、やり方が分かったことがとても大きいです。(事業計画立案)
ステークホルダーへのヒアリングによってこれまでの活動の振り返りができました。これによってステークホルダーやスタッフ達が、会に対する想いを強くし、関係者のモチベーションアップにつながりました(印刷物)
定点観測にご関心のあるNPO・団体のみなさまへ
定点観測アンケートは、サービスグラントの団体マイページよりログイン後、ご回答いただく仕組みとなっています。サービスグラントへの団体登録はこちらからどうぞ。
※本調査に関する取材等のお問い合わせは、フォームよりご連絡ください。