ソーシャルアクションタンク
第1期協働研究プロジェクト
「研究構想発表会 + Q&Aセッション」
アカデミック × プロボノ = 領域を超えたコラボレーション
多彩な分野で活躍する1,000人以上の学術研究者をネットワークするアカデミックジャーナリズム『シノドス』とサービスグラントとの間で、社会的なインパクトを生み出すような調査・研究活動や政策提言活動の実現を目指し、“ソーシャルアクションタンク” の実現に向けた検討を進めています。これまでに、ワークショップや、連続公開インタビューなどを行い、その後も企画メンバーによる度重なる議論を通じて、活動の在り方を模索してきました。
そして2021年5月、研究者とプロボノワーカーによる、領域を超えた新たな挑戦が始まろうとしています。
「ソーシャルアクションタンク 協働研究プロジェクト」では、学術研究者が日々の研究活動を通じて蓄積した知見や問題意識にもとづき、社会課題に切り込む研究構想を提案します。そこに賛同するプロボノワーカーによってチームを組み、研究者とともに、仮説や調査設計など練り上げたうえで、インタビュー調査・アンケート調査等、実際の調査活動に取り組みます。調査活動を通じて得られた知見は、研究者とプロボノワーカーとが連携しながら集計・分析・考察を加え、最終的に、レポートや記事としてまとめたり、イベントを通じて発表するなど、ひろく社会に発信・共有していきます。
初回の取組となる「第1期」においては、「女性が活躍しやすい社会をデザインする」をメインテーマとします。2021年における最新の結果においても世界で120位に甘んじたジェンダーギャップ指数にみられるように、女性活躍は依然として日本社会における大きな課題であり続けています。今期は特に職場における女性活躍に焦点を当て、課題の深掘りや可視化を目指すプロジェクトを提案します。
以下にご案内する「研究構想発表会」では、3人の研究者から研究プロジェクトの構想を提案するとともに、研究者を囲んでのブレイクアウトセッションを通じて構想への理解を深めていただくことができます。会の終了後、研究構想に賛同するプロボノワーカーのみなさまの参加立候補を受け付け、その後、新たな形のプロボノプロジェクトがスタートします。
アカデミック × プロボノ の新たなコラボレーションにご関心をお持ちのプロボノワーカーのみなさまは、まずはこの研究構想発表会にご参加をお待ちしています。
【研究構想のテーマと研究提案者】
『育休や時短勤務による人事考課への影響とは』
[研究提案者]大槻 奈巳 氏(聖心女子大学人間関係学科 教授)
『女性管理職が受けるセクハラ─実態と特徴』
[研究提案者]金井 郁 氏(埼玉大学人文社会科学研究科 教授)
『日本企業におけるダイバーシティ&インクルージョンに関する研究』
[研究提案者]大塚 英美 氏(神戸学院大学経済学部)
【ソーシャルアクションタンク企画メンバー】
芹沢 一也 氏 「シノドス」編集長
橋本 努 氏 北海道大学大学院経済学研究院教授
坂口 緑 氏 明治学院大学社会学部教授
嵯峨 生馬 認定NPO法人サービスグラント代表理事
【開催概要】
日時:2021年 5月 15日(土) 10:00~11:30
開催方法:オンライン(Zoom)
対象:サービスグラントにプロボノ登録済みのみなさま(特に、プロジェクトマネジメントや、インタビュー調査・アンケート調査・データ分析等の経験をお持ちの方のご参加歓迎です)
定員:100名
費用:無料
▼参加申込方法
こちらのフォームよりお申し込みをお願いします。
なお、参加にあたっては、サービスグラントへの「プロボノ登録」が必要です。
▼お問い合わせ
認定NPO法人サービスグラント
東京都渋谷区渋谷1-2-10 中里ビル4階
電話:03-6419-4021