MENU
ログイン
プロボノワーカー
のみなさん
団体
のみなさん
閉じる

NPO法人 ぷかぷか (営業資料)

見障がいのある人のアートと企業をつなぎ、
社会を豊かにする“種まき”を!

 

 

支援先団体:NPO法人 ぷかぷか
プロジェクトの種類:営業資料
実施期間・エリア:2017年6月~2018年1月(神奈川)

 


 

 

豊かな食やアートを通じて障がいのある方たちと
一緒につくりあげる豊かな地域社会

 

「ぷかぷか」は障がいのある人たちの働くパン屋やカフェ、お惣菜屋、アートスタジオを運営している団体です。「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というメッセージを日々ホームページ、Facebookページ、ぷかぷかしんぶんなどで発信しています。障がいのある人たちのありのままの魅力をそのまま差し出すお店で、彼らに出会った人たちが「ぷかぷかのファン」になり、地域社会を豊かにしています。

 

また、健康な命を未来に引き継ぎたい、という思いで、安心、安全なおいしいパン、惣菜、食事を提供。地域の人たちとの関係を作るために、パン教室、運動会、演劇ワークショップ、アートワークショップなども実施しています。演劇ワークショップは、ぷかぷかで働く障がいのある人たちと地域の人たちがいっしょに6ヶ月かけて芝居を作り、300人入る大きなホールは観客で満席になるほどです。 

 

 

より豊かな未来をめざし、
新たな接点を生むための営業資料づくりを

 

これまで繋がりの少なかった企業との連携・協働を実現することで、(1)企業を通して、障がいのある人たちのやわらかなアートを社会に広げ、社会を豊かにする、(2)資金調達力を強化し、新しい文化を創り出している「演劇ワークショップ」を安定的に運営する、ことを目指していました。そのために、企業向けの営業資料が必要でした。

 

 

団体に、企業に、プロボノチームが
丁寧に寄り添ったヒアリング

 

チームメンバーそれぞれが、団体のイベントに参加したり、既に繋がりのある関係者にヒアリングを行ったりして、団体が持つ魅力・特徴への理解を深めていきました。次に、企業関係者にヒアリングを行い、企業との連携・協働可能性を探っていきました。自分たちの足で集めた情報をもとに、チーム内、そして、団体側と議論を重ね、企業との連携・協働のきっかけ作りを担う営業資料を作成していきました。

 

 

取り組みから新たに生まれた
ぷかぷかを取り巻く地域の繋がり

 

営業資料作成時のテストマーケティング先の会社の紹介で、社会貢献に熱心な印刷会社との繋がりができました。そのご縁から、印刷業界のCSR関連の雑誌で「ぷかぷか」が紹介されたり、印刷業界の社長さんたちが「ぷかぷか」に集まって人権研修を行ったり、企業との繋がりが目に見えて増えました。以前から繋がりのある地域の住民、大学、自治体とは、障がいのある人たちや、そのアートに直接触れ合える試みを続けていますが、そういった試みを企業向けにも展開しようとしています。企業を通してアートを広げ、社会を豊かにするための“種まき”が着実に進んでいます。

 

ぷかぷかのウェブサイトはこちら

 

ぷかぷかのプロジェクトの様子はこちら

 

プロジェクトのその後(支援先団体からの声)

 

NPO法人ぷかぷか
理事長 高崎 明 さん

 

プロボノで作成した営業資料がきっかけで、社会貢献に熱心な印刷会社とのつながりができました。このご縁から、会社と関係のある組合が持つネットワークや情報誌を通じてのぷかぷかの紹介、また「障害者とともに生きる」ということについての人権研修の依頼などへと更なる広がりが生まれています。

 

※掲載内容は2019年3月時点のものです。