SYNODOS × サービスグラント 協働企画
“「ソーシャル」なシンクタンク” の青写真を描く
【プロボノ1DAYワークショップ】
教育・家族・雇用の問題が三位一体となって、日本社会にマイナスの均衡をもたらしている
――「シノドス」編集長 芹沢一也氏
「シノドス」は、アカデミックジャーナリズムを掲げるウェブメディアとして、研究者や専門家が信頼性の高い知識と情報を提供することを目的に、2007年以来十数年にわたって、約1,000人の研究者・専門家による約1,700件の記事を社会に発信してきました。
いま、「シノドス」編集長の芹沢一也氏を中心に、「シノドス国際社会動向研究所」をベースに研究者有志が集まり、次世代の社会を担う人材を育てるための、新たな事業の立ち上げに向けた構想が動き始めています。特に「教育」「家族」「雇用」という3つのテーマを、今後重点的に解決していかなければならない「日本のアジェンダ」として問題提起し、その解決策にむけた具体策の実践と、人づくりの実現を目指しています。
サービスグラントは、「社会参加先進国へ」をビジョンにかかげ、より多くの人が、社会課題を前に、課題に気づき、課題について議論し、解決に向けた具体的なアクションを取ることができるような人や行動が広がっていくような社会を目指しています。
異質な他者がそれぞれの多様性を認め合いながら共生し、人々が自ら課題を解決していけるような社会を目指して、今春、シノドスとサービスグラントによる協働企画として、シノドスが掲げる「ソーシャル」なシンクタンクの実装に向けて課題整理とアクションプログラムの明確化・具体化を進めるための1DAYワークショップを開催します。
「子どもの貧困や児童虐待などの問題を根絶できる方法はないのだろうか・・・」
「女性活躍や働き方改革が提唱される中で、企業組織はどう進化していくべきなのか・・・」
「多様性が大事というなら、日本の制度や文化をもっと変えていくべきではないか・・・」
そんな思いをもつ皆さまが集まり、解決への道筋を見いだしていくための場として、活発な意見交換の機会となることを願っています。どのようなリサーチが設計可能か、アジェンダの優先順位はどうすれば確定できるのか、持続可能な事業にするための手法は何か。課題解決に向けた計画づくりに、みなさまの知恵と経験をお貸しください。
10年、20年先を見据えた日本社会のあり方について、少しでも問題意識や関心をお持ちのプロボノワーカーの皆さまにお集まりいただき、まだ誰も見たことのない“「ソーシャル」なシンクタンク”の青写真を描いてみませんか。
【開催概要】
日時:2020年 4月 11日(土)10:00~17:00
場所:LOUNGE PUBLICO[ラウンジ・プブリコ]
東京都渋谷区渋谷2-10-16 池川ビル2階
定員:15名
費用:無料
▼参加申込方法
こちらのフォームより、【3月末日まで】にお申し込みをお願いします。
なお、参加にあたっては、サービスグラントへの「プロボノ登録」が必要です。
【当日の流れ】
10:00-12:00 基礎的理解の共有
「シノドス」の紹介をはじめ、現時点における「ソーシャル」なシンクタンク構想について、芹沢一也編集長のほか、中心メンバーからご紹介をいただきます。また、参加者の皆さんからの質疑応答を通じて、基礎的な理解を共有します。
12:00-13:00 休憩
13:00-17:00 ワークショップ
午後の時間帯は、少人数のグループに分かれ、「ソーシャル」なシンクタンク構想を実現するうえでの課題の棚卸しおよび整理、さらに、課題の解決策と今後のアクションプログラムの提案を行います。
※当日の流れは変更になる可能性があります。
【構想の提案者・課題の提供者】
芹沢 一也氏 「シノドス」編集長
橋本 努氏 北海道大学大学院経済学研究院教授
坂口 緑氏 明治学院大学社会学部教授
石原 英樹氏 明治学院大学社会学部教授、認定NPO法人サービスグラント監事
進行・ファシリテーション:
嵯峨 生馬 認定NPO法人サービスグラント代表理事
【ご案内事項】
(1) 参加者の皆さまには、事前に資料をお送りします。ワークショップ当日までに、資料にお目通しの上、ご参加いただきますよう、お願いします。
(2) ワークショップへのご参加にあたっては、サービスグラントへの「プロボノ登録」が必要です。申込締切日の2020年3月31日までにプロボノ登録が完了していない人は、ワークショップにご参加いただけません。
(3) 昼食のご用意はありませんので、各自でお願いします。
【お問い合わせ】
認定NPO法人サービスグラント
東京都渋谷区渋谷1-2-10 中里ビル4階
電話:03-6419-4021