不破 千也子さん [コピーライター]

子育て・仕事・プロボノ!3つを同時並行するママさんコピーライター

「ファミリーハウス」チーム コピーライター 不破千也子さん

ファミリーハウスチームにコピーライターとして参加された不破さんは、2人の子どもの子育ての傍ら、フリーランスのコピーライターとして働いています。
1人の子どもに障がいがあることから、いつかはコピーライターの立場から、病気や障がいのある人々の活動をサポートしたいと考えていたようです。
主婦からコピーライターになった不破さんが、このプロボノ活動を通してどんな経験を得ることができたのか。また、どうやって子育てや仕事をしながらプロボノ活動のプロジェクトを成功させることができたのか。そのポイントを、話していただきました。

自分のやりたいことができて、実績にもつながった

コピーライターの仕事を始めたのは、子育てをしながらスキルを生かせる仕事がしたいと考えて、ライタースクールに通い始めたのがきっかけです。管理栄養士の資格を生かして、食品業界のカタログやパンフレットの制作の仕事をしていたのですが、コピーライターとしての活動をもう少し広げたいと思っていました。ちょうどその頃、「ブレーン」という雑誌でサービスグラントのことを知り、プロボノワーカーとして登録したのが、このプロジェクトに参加したきっかけですね。

普段は食品関係の仕事を請け負うことが多いため、しばらくすると仕事の内容が狭まってくることもあり、なかなか自由にコピーを書かせてくれるところがないことが悩みでした。また、娘に障がいがあるので、いつかは病気や障がいのある人のためにコピーを書きたいという夢もありました。今回参加したプロジェクトは、ニュースレターのリニューアルだったので、コピーライターとしてコピー案も提案できた上に、ライターとしての意見も出すことができました。好きなように書かせてくれる場所、それを受け止めてくれる場所、そして、自分のやりたいことが偶然重なったのがよかったなと思っています。

特に今回のプロジェクトに参加したことで、出版物のリニューアルに立ち会う経験ができたのは、面白かったですね。これまで、雑誌などの新規の立ち上げに携わることなかったので、プロジェクトはこれまでにない貴重な経験になりました。
出来上がったニュースレターはコピーライターとしての実績として、ポートフォリオにもなります。またヒアリングという名の取材を通じて、ファミリーハウスの大掃除に参加することでいろんな人に出会い、話を聞けたのもよかったです。ニュースレターのコピー案は、実際に取材で伺った話から考えたので、こうした経験をこれからも仕事に生かしていきたいと思います。

メンバーがそれぞれの立場・スキルで活躍

チームでは、プロジェクトマネジャーがみんなを引っ張ってくれたので、私はコピーライターに徹することができました。チームのメンバーは、年齢も近く社会経験を積んでいる方々だったこともあり、仕事と同じ感覚でプロボノ活動していた感じがします。みなさんスキルもモチベーションも高く、素晴らしいチームメンバーに恵まれたことは、非常にラッキーだったとしか言いようがありません。

またプロジェクト中は、メンバーがそれぞれの立場で、それぞれのスキルを生かした活躍をしていました。例えば、私のチームのプロジェクトマネジャーはもともと編集を担当していたので、編集者としてはプロフェッショナル。一方私自身は主婦からコピーライターになったということもあり、書けないことに悩む人の気持ちもわかるし、プロの編集者の言いたいこともわかる立場です。立場が違うと見え方も違うので、今回はちょうどバランスのいいところでプロジェクトに参加できたように思っています。

もちろんプロジェクトのメンバーとはいつも会えるわけではないので、通常はメールでのやり取りのみ。仕事と同じように、レスポンスが早かったのがよかったです。プロジェクトマネジャーの指示もあり、リライト案を提示する時は依頼を受けてから中1日で提出すると決めていました。それがチームの駆動力にもなったし、馴れ合いにならなかった理由だと思っています。

スキルを持っている主婦や、育休・産休の女性にも勧めたい

サービスグラントのいいところは、活動時間が平日の夜間と土日であることだと思います。子育てと仕事とプロボノの3つを並行していましたが、プロジェクトの活動は仕事の時間とほとんど重なることはありません。夜にミーティングが入る時には家族に協力してもらい、ミーティングに参加することができました。

また、プロジェクトの期間やフレームワークが決まっていることも、プロボノ活動しやすい点でした。病気や障がいのあるNPOの支援をしたいと思っていても、そういった団体はたくさんあります。一人で個々のNPOに関わっていたら、時間がいくらあっても足りません。一方、NPOにも日々の業務がたくさんあるので、一回関わると、あれもこれもと手伝うことが増えてしまうこともあります。サービスグラントのプロジェクトは、決められた時間と作業のみ。コピーライターの業務に徹するプロボノならできると思って、参加を決意することができました。

実際に私が参加してみて感じたことは、育休・産休中の女性や復職を考えている主婦の人に、ぜひ勧めたいということです。前職に素晴らしいキャリアがある主婦は、たくさんいます。そうしたスキルを子育て期間中という理由だけで生かす事ができないのは、もったいないと思うんですよ。例えば、子どもが3歳くらいになるまで子育てをして、そのあと仕事に復帰したいと思っている人にとっては、復帰したときのことを考えると、子どもを誰かに預けるという経験も必要かもしれません。仕事から離れていても、社会とのつながりを持ちたいと考えている人に、プロボノという新しいスキルを生かす形をこれからは伝えていきたいです。

【参加プロジェクト】

NPO法人ファミリーハウス
(ニュースレター制作/09.10-10.07) 
印刷物サービスグラント
役割: コピーライター

 

その他のプロボノワーカーの声

  • チームの成果だけでなく、ひとりひとりの充実感を大切にすること。
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  • 利害関係と関係のない部分で誰かの役に立てば、こんなステキなことはない!
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