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プロジェクト紹介
エープラス

プロジェクト
ウェブサイト
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
東京都
進捗率
完了
団体名
エープラス

エープラスは、主にDV被害等で問題を抱える女性とその子どもたちへの多角的な支援(DV被害の気づきから、避難、行政への同行(生活保護申請、弁護士の紹介、調停等)、ピアサポートグループの紹介や、女性と子どもの居場所づくり等)を行い、緊急避難だけにとどまらない、自立支援に焦点をあてた継続的なサポートを行っています。

NPOのニーズ
DV被害にあった当事者の立場で、被害者をサポートするためのプログラムを実践するエープラス。
被害者の女性に対しては、行政機関への諸手続きに同行してあげる「同行支援」をはじめ、パソコンや簿記などの資格を取得するのをサポートする講座の開催や、専門家・カウンセラーなどによる個別相談の仲介などもしています。全国各地から支援物資を集め、必要とする人に無償で提供する活動は、いつの間にか支援の輪が大きく広がり、家電製品や衣類などが毎日のように届いているそうです。
また、DV被害者の子どもたちにも、DVは深刻な影響を与えています。大人に対する不信感を根深く持っている子どもたちにDVを防止する教育をすることもエープラスの大事なミッション。そこで、子ども向けに、心理学を学ぶ大学生による「塾」を開催するといった企画にも着手しています。
エープラスでは、こうした取り組みを、代表をはじめとする限られたメンバーが取り組むものでなく、全国各地に広めていきたいという理想を持っており、そのために、人材育成と、各地で展開できるモデルづくりに取り組んでいます。
新しいウェブサイトを通じて、エープラスが取り組んでいる活動が正しく伝わり、その活動に共感して支援を申し出る人、さまざまな地域で立ち上がろうとする人が広がるような基盤を構築したい。それがエープラスの要望でした。

チームの取り組み
チームメンバーは、エープラスの事務局とその関係者へのヒアリングを中心に、入念な情報収集に取り組みました。
事務局スタッフをはじめ、支援物資の管理をしている担当者、ボランティアの司法修習生など、多面的な角度からエープラスに関わる人たちが見出す団体の価値を割り出していきました。
同時に、行政関係者へのヒアリングを行い、NPOが行政に受け入れられるために必要な伝え方、活動の打ち出し方などについて、貴重なヒントを得ました。
ウェブサイトのプランニングに際しては、団体のターゲットごとに必要としている情報を整理し、コンテンツをまとめていきました。また、トップページのビジュアルについては、若い芽のイメージを採用し、DVの被害から逃れた女性が新しい人生を踏み出す希望を伝えるビジュアルとしました。

成果
新しいホームページが出来上がってから、弁護士の方からの協力が増えたり、日本助産師会から後援を取り付けるなど、エープラス自体の活動に対する好反応が続きました。また、ホームページ上に必要な支援物資を記載すると、その記事を見た人が品物を寄贈してくれた、という反応も起きました。
また、行政と連携を図っていきたいと行政に電話で問い合わせをしたとき、最初は知らない団体からの問い合わせに怪訝そうだった担当者が、電話口の向こうでホームページを開いて見たところ、声のトーンが変わっていくのが分かった、とも。
団体としての信頼感を伝えることができたことで、さまざまな面で、活動が進めやすくなったという実感を持っていただいています。
問い合わせの件数も増えましたが、その処理速度が断然早くなったことも隠れた効果の一つ。以前は仮に10件電話がかかってきたら、10回同じ説明をしなければいけなかったのが「ホームページを見てください」という一言で省略できるようになった結果、本来の被害者相談に時間を充てることができて効率がよくなったと言います。

NPOの声
一般社団法人 エープラス
吉祥 眞佐緒
今までのホームページを知っていて残念がっていた方や協力者となる専門家の方、支援者からの反応はとてもよく、写真をはじめ、細かい思いのところもものすごく的確に、かつ、最小限の言葉で表現されていると思っています。

やはり、話を聞いているだけよりも、目で見て確認できるホームページがあることで情報が補足され、そのお陰で「決まっていく」「広がっていく」のがとても早くなったと思います。

イメージづくりは大切なのは分かっているけれど、どうやったらよいのか分からず、また知識のない人が、一からやろうというのは非常に大変です。そこを、知識、経験を持ったサービスグラントの皆さんがお手伝いいただいたのは本当に助かりました。

 

進捗状況

プロジェクトマネジャー:
武田さん
マーケッター:
小口さん 印藤さん
ウェブデザイナー:
丸野さん
コピーライター:
山口さん
プログラマー:
守屋さん

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

プロジェクト:ウェブサイト
ウェブモダン
つばめの会
J-heritage
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